2020年3月26日 8時00分
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 小松左京のSF小説に基づくNetflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」(2020年全世界独占配信)のメインキャラクターを担当する声優陣が26日、Netflixより発表され、併せて場面写真も公開された。オリンピックを目指して陸上に打ち込む14歳の主人公に「鬼滅の刃」(栗花落カナヲ役)、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(ギギ・アンダルシア役)などの上田麗奈が決定したほか、村中知、佐々木優子、てらそま まさきが参加する。

 本作は、累計470万部を記録し、度々映画化されてきた1973年のベストセラー小説が原作。2020年、突然の大地震に見舞われた日本を舞台に、都内に住む歩(あゆむ)と剛(ごう)の姉弟が、生と死、出会いと別れの選択など過酷な試練と直面しながら家族4人で東京からの脱出を試みるさまが描かれる。監督は、映画『夜は短し歩けよ乙女』、「DEVILMAN crybaby」(Netflixシリーズ)、NHKで放映中の「映像研には手を出すな!」などのアニメ作品で知られる湯浅政明。

 主人公でオリンピックを目指して陸上に打ち込む14歳の少女・歩役の上田麗奈のほか、武藤家の声優が決定。歩の弟で、オンラインゲームで世界とつながる少年・剛に「ワールドトリガー」の空閑遊真などの村中知、元水泳選手でポジティブ思考の母・マリに「ちびまる子ちゃん」のおばあちゃん役でおなじみの佐々木優子、頼れる父・航一郎に「名探偵コナン」の遠山銀司郎などのてらそま まさきがふんする。

 歩役の上田は、収録を以下のように振り返っている。「とっても不器用で、不安定で、可能性に溢れている歩。私が持っていないものを沢山持っている女の子です。年齢も、性格も、環境も、違いすぎるほど違う歩とどうすれば寄り添っていけるのか、毎回本当に悩みながら、挑み続ける収録でした。私が今までやってきた事を全部捨てる勢いで、真っ白になって頑張ってみよう。そんな思いでしたが、実際どのようにアウトプットされていったのか、私自身も把握出来ていないシーンが沢山あります」

 公開された場面写真には、東京タワーを思わせる塔が炎に包まれる街や、不安な表情の歩ら武藤家の人々が収められている。(編集部・石井百合子)

Netflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」は2020年、Netflixにて全世界独占配信(全10話)