IOC=国際オリンピック委員会が東京五輪の延期を含めた検討に入りました。延期はアスリートにどんな影響をもたらすのか、
フィギュアスケートの日本代表として2014年のソチ五輪に出場した村上佳菜子さんに伺いました。

まず、このタイミングでの東京五輪延期の検討に、アスリートの調整への影響は…?

村上さん:

「調整というのはすごく難しい。『今はすごくいいシーズンだったけど、来年も良いのか』というのはすごく難しい。同じように調整していても毎回同じようにできないという部分もあります」

村上さん自身、国内で行われる予定だった2011年世界選手権の、東日本大震災の影響での延期を経験。会場もロシアに変更となり、調整が難しかったと話します。

一方で、延期が決まってしまえば、「アスリートはそこに向かってやるしかない」と話し、現在のような予定通りやるのか、延期になるのかわからない不透明な状況が調整のしづらさを生むので早期の決定が大切だとしています。

また、関心が高くなっている「代表再選考」について村上さんは、「私はやめて欲しいです。どの選手も死に物狂いで勝ち取ったものなので決まったメンバーでやってほしいと思う」と訴えました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00027453-tokaiv-spo
3/23(月) 21:39配信