22日、埼玉県では、県の再三の自粛要請にもかかわらず、6000人以上の人を集めた格闘技イベントが開催された。

22日午後、さいたまスーパーアリーナでは「K−1」の格闘技イベントが開催された。大規模イベントの開催には「慎重な対応」が必要との政府の専門家会議の提言を受け、埼玉県はこれまで主催者側に対し、イベントの自粛を数回にわたり要請してきた。

会場を視察した大野埼玉県知事「(対策が)十分だと判断するならば、自粛はお願いしていません。当然心配だということです」

一方、主催者側は、来場者全員へのマスクの配布や席数の削減、チケットの半券に来場者の連絡先を記入してもらうなど対策は講じているとして、イベントは約6500人を集めて実施された。

観戦した人「(開催費用などの)お金とかもかかるから、決行は、僕はして良かったんじゃないかと思います」

観戦した人「常にマスクをしておくということと、アルコール消毒、大きい声での観戦は禁止と、ずっと放送が定期的に流されてました」

観戦した人「人がいっぱいいたから、もし誰かが感染してたらうつっちゃいそうで、ちょっとこわかった」

観戦した人「無観客のほうが本当は良かったかもしれないですね」

大野知事は、22日夜に会見で、「このようなかたちでイベントが開催されたということは、残念だ」とコメントし、施設は23日、全館の消毒を行うとしている。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200323-00000040-nnn-soci
3/23(月) 1:42配信

https://amd.c.yimg.jp/amd/20200322-00000065-dal-000-8-view.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20200322002167_commL.jpg
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200322-00000007-tospoweb-000-6-view.jpg