3/19(木) 11:30 AERA dot.
大量に入っていると「怖い!」 ラッパー・Zeebraもたじろぐ奇々怪々な山菜とは…〈AERA〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200318-00000012-sasahi-life

 ヒップホップ・アクティビストのZeebraさんが「AERA」で連載する「多彩な野菜」をお届けします。(中略)

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 ゼンマイは見た目が相当怖いんですよ。ぐるぐるして、毛まで生えていて、奇々怪々です。地球上の植物というより、ウルトラマンとか、円谷プロの作品で、未開の惑星のジャングルに降り立ったときに生えている植物って感じがしませんか。すごく大きくて、下手に近付くとあのぐるぐるした部分でトゥルルルル!って巻き取られて、食べられちゃうみたいな。

 思い出すのはウルトラマンに出てきた怪獣の「怪奇植物グリーンモンス」です。ぬめっとした質感がなんともおぞましい。そこに通じる感じがするんです。でも円谷プロの怪獣ってすごくアートなんですよね。子ども向けとは思えないぐらいアンダーグラウンドな雰囲気なんだけど、放射能とか公害によって生まれた、という背景があって、エデュケーショナルでもある。あ、話がそれました。

 食感は好きなんですが、以前、山菜鍋にどさっと入っていたことがあって。「ぎゃあ、怖い!」って思ってしまいました。あの渦巻きが、ちょっと目が回るというか、吸い込まれそうな気がして不安になってしまうのかもしれません。

ゼンマイ/北海道から沖縄まで、全国の里山に自生しているほか、栽培もされている。雄株と雌株があり、葉の部分が膨らんでいない雌株がおいしいとされる。山菜採りのときは、次世代を残す意味で雌株も少し残すのが習わし。栄養面では不溶性食物繊維が豊富でローカロリー。日本ではおひたしや佃煮、韓国料理ではナムルに使われる。あく抜きなどの下処理が必要だが、天日で干せば保存がきく(撮影/写真部・松永卓也)
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※AERA 2020年3月23日号