2020.3.19 11:59
https://www.sanspo.com/geino/news/20200319/geo20031911590017-n1.html

米ロサンゼルス在住の「X JAPAN」のリーダー、YOSHIKIが18日、自身が運営する
米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、
米ロサンゼルスの「St.Vincent Meals on Wheels」に対し、食料の購入費用として、
8カ所に3000ドルずつ、総額2万4000ドル(約260万円)の寄付を行ったことがわかった。
“Meals on Wheels”は、自宅で食事を用意できない高齢者などへ食事を届ける、連邦政府がサポートしているプログラム。
YOSHIKIと「St.Vincent Meals on Wheels」の関わりは10年に及んでいる。
先日のアメリカ国家非常事態宣言を受け、州によって内容は異なるが、2日前よりロサンゼルスの飲食店ではテイクアウトとデリバリー以外の営業が禁止されている。
スーパーマーケットに何時間も並んだにもかかわらず品不足で何も買えないなど、マスクやトイレットペーパーなどに限らず、肉や野菜も入手困難な状態となっている。
また感染の危険性から、特に高齢者にはこのような場所に行かないよう勧められている。
その事態を受けて、約20年間LAに拠点を置いているYOSHIKIは今回の寄付について、「今こそがお互いを支え合うべき時では、
 ギブアンドテイクのテイクではなくギブをする時だと思います。特に、現在のような危機的状況の影響を受けやすい人々への思いやりが必要です。
 外出が難しく、充分な食事ができない高齢者の方々の力に少しでもなれれば、そして、このLAに限らず皆さんにギブ アンド テイクの意味をもう一度認識していただれば、
 と思い寄付をさせていただきました」と説明し、「自分自身も、いつもに比べると食事の調達が困難な状況です。1日も早いこの事態の終息を願っています」と切願した。

https://www.sanspo.com/geino/images/20200319/geo20031911590017-p1.jpg
YOSHIKI