Jリーグの村井満チェアマン(60)は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、都内で取材に応じた。
21〜23日のJ1、J2リーグ開幕節は予定通りに開催する意向を示しつつ、今後の感染拡大の状況に応じて、無観客試合なども視野に入れていることを明かした。

村井氏は「感染拡大が確認された場合、試合日程を変更する可能性もある。
どこの時点で変更するかは、クラブ関係者と協議したい」と直前での変更もあり得ることを示唆。
無観客試合や日程を変更し、現状で予定されていない東京五輪期間中のリーグ戦開催も選択肢の一つに挙げた。
J1札幌の本拠地、札幌ドームは屋外に比べて感染リスクが高いとみられ、状況によっては会場や日程の変更を検討するという。

J全クラブにマスク約600枚を配布し、コロナウイルスの担当者を付けることを決定。
21日の湘南―浦和戦では、全ての入場ゲートやトイレに消毒液を設置し、医師や看護師を増員する。
また、体調が優れないファンには来場自粛を呼びかける。村井チェアマンは「万全の対策を敷く。
スポーツは免疫力を高める効果があると確信しているが、同時に、(開催することが)エゴにならぬよう判断したい」と話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-02200270-sph-socc
2/21(金) 6:00配信