◆ 与田監督「実戦で使いながら状態向上を」

中日の根尾昂内野手が4日、今季初実戦となる紅白戦(6回制、特別ルール)に「1番・遊撃」で出場したが、鋭い当たりを好捕されるなど3打数無安打に終わった。
遊撃の守備では6度の守備機会をすべてアウトにしたが、スローイングが乱れる場面も。与田監督は試合後、改善を要求した。

1回表、紅組の先頭打者として打席に入った根尾は、昨季11勝を挙げた右腕・柳と対戦。追い込まれたあとファウルで粘ったが、最後は見逃し三振に仕留められた。
2回の第2打席は、二死二塁の好機で右腕の山本と対戦。快音を響かせ鋭い打球を放ったが、一、二塁間を襲った打球を一塁・石川駿が横っ飛びで好捕。
相手のファインプレーに阻まれ、実戦初安打、初打点はお預けとなった。
4回の第3打席は左腕・岡田の前に遊ゴロ。初紅白戦の打撃結果は、3打数無安打1三振だった。

守備は2併殺を含め、6度の守備機会をすべてアウトにした。しかし、1回に処理した遊ゴロは、一塁ベンチ方向へ大きく逸れた送球を一塁・木下拓が好処理。
与田監督は試合後、「去年からの課題であるスローイング。今日はアウトにはなったが、逸れるような送球があった。そこはまだまだ課題」と手厳しかった。

それでも、「三遊間の深いところからアウトにした足のさばき方は、かなり上達してきたんじゃないかなと思いながら見ていた。
(打撃は)ヒットにはならなかったがいい当たりもあったし、まだ甘いボールを打ち損じるところもあるが、ファウルで粘れる状況も出てきた。
とにかく、実戦でどんどん使って行きながら状態を上げて行ってほしい」と今後の成長に期待を寄せた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00217757-baseballk-base
2/4(火) 17:57配信

https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/7/c75b4_1424_8bd3ba7c_6b2d3654.jpg