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12月27日放送の『陽水の50年〜5人の表現者が語る井上陽水〜』で、奥田民生が井上陽水とPUFFYについて語った。

PUFFYのデビュー曲『アジアの純真』の歌詞は陽水が書いているが、奥田は「歌詞が面白すぎて。さっき道すがら見たようなことを書いて、作品になって仕上げてしまうのがすごい」と手放しで絶賛。

新人だったPUFFYへの提供に、奥田は「何も知らない小娘に歌わせたのが一番でかい」と強調。「『誰が責任取るんだ?』って誰も(責任)取らないパワーがあった」と、当時の奥田と陽水の勢いが化学反応をもたらした作品だと明かした。

また、同じく陽水作詞のPUFFY『渚にまつわるエトセトラ』は、「カニ食べ行こう」のフレーズが印象的だが、奥田は「(陽水が)そこまでカニが好きとは思わなかった。何かあるとカニって出てくる。ツアーをするモチベーションの半分はカニじゃないですか」と陽水のカニ好きぶりに驚いたことを話した。

一方、陽水は「20年以上前でも若い人の音楽に興味を持てなかった」と回想。それでも奥田と組んだ理由について、自身の息子に聴いている音楽を質問したところ、奥田所属のユニコーン『雪が降る町』をあげたという。その曲の歌詞に「いいな〜。お若いのにわかってらっしゃる」と共感したことを明かしていた。

2人はユニット「井上陽水奥田民生」でも活動。その再開について奥田は「やろうと思えば自然にできると思います。あとはスケジュールの話。何かできればいいなと思います」と前向きだった。

小泉今日子の『月ひとしずく』も手がけている2人。またコラボする姿もぜひ見たい。