ポスティングシステムを利用して、メジャー移籍を目指している巨人・山口俊投手(32)が
米大リーグ、ブルージェイズと2年のメジャー契約、年俸300万ドル(約3億3000万円)を基本線に大筋で合意したことが17日、分かった。
近日中に滞在先のハワイから、カナダ・トロントに向かい、メディカルチェックを受ける。問題がなければ正式に契約を結ぶ流れだ。

自主トレ中のハワイに吉報が届いた。初めて巨人がポスティングシステムを容認した山口が、ブルージェイズとのメジャー契約で大筋合意した。

「レンジャーズも本格的に獲得を検討したようだが、ここにきてブルージェイズが好条件のオファーを出し、決めたもようだ」
と米球界関係者が明かした。2年契約で年俸300万ドル(約3億3000万円)を軸に出来高も付く見込みだ。

今月4日にポスティング申請をした直後からレ軍、ブルワーズ、カージナルスなどが獲得に興味を示していた。
レ軍は16日にトレードでインディアンスからオールスター3度出場、
サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)2度のクルバーを獲得したことで、先発5枠が埋まり、撤退したところに好オファーが舞い込んだ。

田中が所属するヤンキースや筒香のレイズと同じア・リーグ東地区のブ軍は、15年にリーグ優勝を果たすも、最近は3年連続4位と低迷している。
今季はリーグ8位のチーム防御率4・79。特に先発陣は規定投球回(162回)をクリアした投手と2桁勝利がゼロだった。

補強が急務となっていた先発は今オフに通算59勝のアンダーソンをブルワーズからトレードで、通算74勝のロアークをアスレチックスからFAで獲得。
リリーフ陣も手薄で先発、救援の両方で実績を残してきた山口に白羽の矢が立った。

「決まるときは決まるでしょうし、駄目なときは駄目でしょう」と語っていた山口だが、1月3日午前7時に設定された交渉期限の2週間前に“スピード決着”した。

今後はメディカルチェックをクリアすれば、入団が正式決定する。
1994年に公開された映画「メジャーリーグ2」を見てから、憧れていたという夢の舞台に、32歳右腕が乗り込む。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000502-sanspo-base
12/18(水) 4:00配信

http://npb.jp/bis/players/51855112.html
成績

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