藤田菜七子が自身初の土日重賞騎乗でJRA重賞初制覇を狙う。コパノキッキングでカペラSに臨む菜七子が、中日新聞杯(7日、中京)のミスマンマミーア(牝4=寺島)と新コンビを組むことが4日、決まった。

 現3勝クラスのミスマンマミーアだが、2走前(六社S3着)の上位2頭は続くアルゼンチン共和国杯で3、5着に好走。前走もエリザベス女王杯(17着)に挑戦するなど強敵相手にもまれて力をつけてきた。寺島師は「50キロのハンデは魅力。乗れるジョッキーがなかなかいない中で、菜七子ちゃんが空いていたので頼みました」と依頼理由を明かした。メンバー最軽量50キロを生かして“ジャイアントキリング”なるか。

 菜七子はコンビ6戦目のキッキングについても自信を持って臨む。「最近はゲートをしっかり出てくれるようになった。昨年(55キロで)勝っているレース。重量は重くなる(58キロ)が、力のある馬なので大丈夫だと思う」と胸を張った。通算100勝へもあと2勝。今週末は“W記録達成”が期待される。

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