女優、沢尻エリカ容疑者(33)と合成麻薬MDMAを共同所持していたとして、麻薬取締法違反容疑で逮捕された元カレでファッションデザイナーのNAOKIこと横川直樹容疑者(38)が、これまでの調べには完全黙秘を続けているという。沢尻容疑者が過去の使用歴までバラしたのに対し、横川容疑者が口を割らないのにはワケがあるようだ。

 沢尻容疑者は「元交際相手から預かったものを持っていた」と供述し、横川容疑者の関与をうかがわせている。これに対し、横川容疑者は“完黙”。横川容疑者の関係先の家宅捜索でもMDMAなどの違法薬物は押収されていない。

 「横川容疑者は渋谷や六本木のパーティー人脈では相当知られた存在です。交遊関係をたどると、DJやミュージシャンといった音楽関係や、レゲエファッションから広がるアパレル関係、沢尻容疑者らから接点をもった芸能関係まで相当な範囲になります。警察は横川容疑者のつながりから薬物ルートを追及する狙いです。彼は自身の交友関係に迷惑をかけないためには黙秘するしかないのです」と横川容疑者を知る芸能関係者。

 さらに彼が完黙を貫くことで、窮地を救われるかもしれないのが、沢尻容疑者だ。

 「現時点で彼女は所持の容疑を認めているが、あくまでも元カレから預かったとしており、悪質性は薄いという見立てすらある。しかし横川容疑者が否認すれば、沢尻容疑者は一気に不利な状況へ追い込まれる。とにかく横川容疑者がしゃべらないことが、沢尻容疑者にとっては最良の状態なのです」とも。

“口は災いの元”だ。

11/29(金) 16:56配信
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