【サッカー】<英国人記者が見たJリーグの現在地>「5〜6年前は成長が止まっていた」「2〜3年で再びポジティブな方向に進んでいる」
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日本での取材経験がある英国人記者が語るJリーグの現在地とは? プレミアリーグとの比較など6つの質問について、スティーブ・マッケンジー氏に答えてもらった。
◆ ◆ ◆
私が初めて来日したのが1999年。それから毎年のように日本に訪れているが、昨年までは訪問につき2試合取材できればいいほうだった。でも、今年は滞在した12日間でJリーグを3試合も堪能できた。とてもラッキーで、貴重な経験でもあった。
さて、今回は『サッカーダイジェスト』編集部から「英国人記者が見たJリーグ」について6つの質問をもらった。Jリーグのすべてを理解しているわけではないが、これまで取材してきた経験を基に自分なりの答を出したい。
Q1 プレミアリーグと比べて今のJリーグはどうか?
A1 当然ながら単純には比較できない。歴史も起源も違う。プレミアリーグのように、ある時から急成長を遂げ、瞬く間に世界最高峰のリーグになった事例を私は他に知らない。プレミアリーグはプレミアリーグ。それが唯一無二の真実だ。
あえてプレミアリーグと似ている点を挙げるなら、Jリーグのいくつかのクラブはパスにこだわり過ぎている。アーセン・ヴェンゲル政権下のアーセナルがそうだったように。完璧なゴールを求めるばかり、美しさを追求してパスが手段ではなく目的になってしまっている。
サッカーは言うまでもなくゴールを奪い合うスポーツ。パスの成功数で勝敗が決まるわけではない。シュートを打てそうな場面でもパスに切り替える。そうしたアクションが非効率的ということは、アーセナルがコンスタントにリーグ優勝できなかった事実からも理解できるだろう。
Jリーグは独自のアイデンティティを築く必要がある。プレミアリーグの“劣化版”にならなくていい。プレミアリーグの特徴はなんと言っても、非常に個性豊かなチーム同士が競い合っているところ。世界でもっともテクニカルなリーグではないが、各クラブがそれぞれの武器に磨きをかけることで高い競争力を保っているのだ。それをJリーグに真似しろというのは土台無理な話だろう。すでに述べたように、これまでの歴史も起源も違うのだから。
昨今のJリーグには世界的に有名な選手が集まるようになってきた。それを最大限の旨味として、リーグ全体の基盤を新たに構築していくべきではないか。
11/8(金) 6:00配信 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191108-00002284-thedigest-socc Q2 現地観戦してみて印象に残った試合は?
A2 なかでも面白かったのは、今年7月14日に川崎フロンターレがFC東京を3−0で下した試合。文字通りの上位対決で、リーグ優勝の行方を占う意味でも両クラブにとって極めて重要な一戦だった。
印象的だったのは両チームが選択した戦術だ。守備的に構えるのではなく、互いが得意の布陣で挑んでいるように見えた。試合内容はとてもアグレッシブで、それが魅力的に映った。こうした大一番ではえてして片方の、もしくは両方のチームが慎重になってしまうが、このゲームに限ってはそんなことがなかった。勇敢に戦って敗れたFC東京にも拍手を送りたい。
Q3 気になっているクラブとプレーヤーは?
A3 お気に入りのクラブは川崎フロンターレ。中村憲剛がいるかぎり、このチームは強豪と呼ぶに相応しい力をキープし続けるのではないか。中村は言うまでもなくチームのコア(核)。彼のプレースタイルそのものが「川崎フロンターレ」と言えるだろう。
もし中村が若い頃にヨーロッパのクラブに引き抜かれていたら、とても面白いニュースを私たちに提供してくれたのではないか。パスセンスと戦術眼に優れた彼のプレースタイルで判断するなら、プレミアリーグよりもラ・リーガで成功しただろう。スペインの地で躍動する姿を是非見たかった。もっとも、中村の海外移籍が実現していれば、それはJリーグにとって巨大な損失だったはず。逆に言えば、彼の存在そのものがJリーグの財産になっている。
もうひとり印象に残っているのは、横浜F・マリノスの遠藤渓太だ。Jリーグをコンスタントに観ているわけではないが(英国では放送がない)、際立ったプレーを披露していた。創造性はもちろん、有能なアタッカーに不可欠な勤勉さも備えているようだった。彼が“ホームグロウン”である点も気に入っている。下部組織出身者のトップチームでの成功は、そのクラブに間違いなく大きなメリットをもたらすからだ。
そんな遠藤に足りない要素は自信か。まだ21歳と若いから致し方ないのかもしれないが、ここから学び、いろんなものを吸収できれば、来年の東京五輪で観客をアッと驚かせるような選手になり得るポテンシャルを秘めている。
Q4 サポーターの応援はどう映っているか?
A4 私が初めてJリーグを取材した時、スタジアムにいるサポーターは静かな印象だった。ゴールが決まった時も、そこまでの歓声はなかったように記憶している。
それが今は違う。サポーターは声を枯らしながらもチャントを叫び続けている。素晴らしいプレーには大声援を送り、つまらないミスにはブーイングを浴びせる姿から感じ取れるのは、彼らはフットボールの本質を学んだということだ。
監督や選手がサポーターに感謝の意を示せば、それに応える形でサポーターは愛するクラブに勇気を与える。いわば、“ギブ・アンド・テイクの関係”ができており、それはJリーグの成熟を示すひとつの事象とも言えるはずだ。 Q5 Jリーグのホスピタリティは?
A5 これまでいろんな国のメディアルームに行った経験があるが、Jリーグのスタッフは掛け値なしに素晴らしい。なかなか英語でコミュニケーションが取れない環境下で、英語表記のメンバー表や試合記録を提供してくれるサービスは貴重だ。
スペインのラ・リーガやイタリアのセリエAでそういうサービスが必ずあるかと言えばそうではなく、プレミアリーグのクラブのメディアルームに日本語表記のメンバー表や試合記録は、当然ながら存在しない。
Q6 ここからJリーグはどう発展していくか?
A6 私が5〜6年前に訪れた時は正直、Jリーグの成長が止まっているように感じた。でも、この2〜3年で再びポジティブな方向に進んでいるような気がする。やはり大きいのは、『DAZN』の参入だろう。
『DAZN』のおかげもあって、今のJリーグには正真正銘のスター選手がいる。リーグをさらに発展させるうえで彼らの存在は重要だが、だからといってワールドクラスの獲得が勝利に直結するわけではない。それは今季のヴィッセル神戸の順位を見ても分かる。むしろ恩恵を受けているのはヴィッセル神戸の対戦相手。アンドレス・イニエスタやダビド・ビジャと対峙して一流を肌で感じることができるのは大きい。
Jリーグは今も発展途上の段階で改善の余地を残すという点で、ある意味希望がある。つまり、高いポテンシャルを秘めているということだ。
世界のいくつかのリーグはピークに達しており、それはそれで楽しめる。一方でJリーグは独自の成長を遂げるチャンスに溢れていて、それはそれで刺激的だ。私はその成長を楽しみにしているし、これからもJリーグを興味深く見守っていきたい。グッドラック!!
【著者プロフィール】
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。 そりゃあがったりさがったりの時期はあるだろう 継続だよ
100年構想だっけJリーグてまだまだ なおプレミアリーグのシティとリバポ以外停滞中である >プレミアリーグのように、ある時から急成長を遂げ、瞬く間に世界最高峰のリーグになった事例を私は他に知らない。
80年代のセリエじゃん
海外のスターを集めまくって80年代中頃からはCLもELも決勝はセリエ対他が基準になったくらい
プレミアがやったのはそれと同じで金で海外の選手買いまくったってだけだろw >>11
受け入れるも何もサッカーではこの方式が当たり前だし、AFCでさえも下部リーグ設置するように推奨してる スカパーが過小評価して放映権料を値切ったり
犬局や豚局が2シーズン制をねじ込んだりして
成長しないように、そしてじわじわと首を絞めて
Jリーグを殺そうとしていたからなあ 世代交代がスムーズに進み
層が厚くなってる
これからアジアの優秀な選手が集まれば
更にレベルが上がる DAZNとの契約が大きかった
あれで一気に変わった気がする Jリーグもドイツ式にホームグローン選手を入れなきゃいけなくして後は国籍自由にまで行ったら本物
bリーグでも思ったけどチーム内言語を英語にするとか > 美しさを追求してパスが手段ではなく目的になってしまっている。
いくつかのクラブじゃなくて代表以下ほとんどがそうだろ >>1
野球どころかラグビーもボクシングも出てきちゃって
俺たちサカ豚もう絶望だ
まで読んだ スレタイがいささか挑発的に改変してあるが
指摘その物は無茶な批判はしていない印象
個人的にはずば抜けた世界レベルの選手も
世界の強豪・・・といえるチームも見当たらないが
どの選手を今の日本代表に送っても
ほぼそん色なくその仕事をこなすところまでのレベルの高さを
常に保っている気がする。
凡庸で没個性…でも全体で見回してほぼどこも
ナショナルチームか準ナショナルチームの質の高さ
ある意味世界でもこんな状態のリーグは珍しい >>21
ホームグローンはすでに導入されはじめている。
国籍自由はそんなものを認めているリーグはほとんどない。 ザックジャパンがW杯で負けたときはそんな感じ
本田、香川の時代がおわって
やっと世代交代へ マリノス遠藤を評価してるのはなかなか見る目があるな
マリノス遠藤が間違いなく東京五輪サッカーの中心となってネクスト日本代表をひっぱる ダゾンよりは今のところ楽天のお陰のほうがでかいだろ >>23
視聴率の話?
サカの所を野球に置き換えるとまったくもってその通りだね 無能なキー局が株主のスカパーって契約数を増やす努力もしなかったからな
daznは色々やってるけど 英国人記者「ゴミを褒めてカネになる、何この錬金術」 外国人枠もっと増やせよ
枠が少ないせいで神戸は飯倉なんていう突撃野郎を入れなくちゃならないんだぞ >>28
アイツはGKとの1vs1捨ててパス選択するようなヤツだからダメだな
旧来の日本人選手 >>32
日本人はそれをずっと見てきてるじゃないか
それってまんま野球とマスコミの関係じゃないですか ぶっちゃけイニエスタのおかげ
ダビド・シルバも来たらさらに上がる 本音を言えない忖度民族だからジャーナリズムなんて生まれないよ
真相に切り込んだら記者が阻害されるという狂った国 イギリスのおじさんが適当に試合見てコメントしてるだけのような・・・
だからどうした?って内容だよね 博報堂捨てて電通に乗り換えたら全てが好転したよ
なんだかんだであいつらはすごい 自分のすきな川崎が勝ってから面白くて広島が勝ってたころはつまらなかったってだけじゃないかこれ >>40
川崎やら横浜とか近場の試合見てちょろっと感想言っただけだな… >>44
そりゃ日本のTVを牛耳る絶対権力だからな 代表のどうでもいい試合は大して盛り上がらなくなって
Jは動員が安定してそれなりにレベルが上がった
たしかに観る側も含めて成熟された感はあるな >>45
広島が勝ってたころはCSやったり明らかに迷走してた時期だからなあ 代表と欧州しか観ないで生きてきて近所のチームのタダ券貰って行ってみたら会場の雰囲気や迫力はあるけど上手い選手がいなくてとても残念な気持ちになった >>14
それは日本がアジアにサッカーを普及するために、AFCの一員として、昇降格制度を取り入れ下部リーグ設立を推奨する方向に引っ張ってるんだよ
少し前まで韓国もオーストラリアも昇降格制度はなかった
そもそもサッカーで当たり前なのではなくて、欧州文化として昇降格が根付いてただけだからな
J2作る時も少なからず反対はあったから、よく折れずに頑張ったわ DAZNマネー来てなかったらと思うとゾッとするぜ
スカパーはコンテンツは割とよかったけど、放映権安く買い叩いていたから
功罪で言えば罪の方が大きいな 才能がある奴は海外に出るんだから才能が凡庸な選手であーだこーだ
やってるだけだとしたらレベル向上なんて有り得ないよね >>44
博報堂は元ジャニーズJr.の小原裕貴がSTU48の運営会社に出向してて驚いたな クライマックスステージやってた頃が一番やばかった
あれつづけてたプロ野球の二の舞になってたわ そりゃロングボールどっかんどっかん文化のイングランド人ならそうなるよね
ショートパスサッカーはイングランド嫌いのスコットランド人が発明した 欧州とJリーグで致命的に違うのはCL参加権利がないこと ジャップリーグがタイで大人気とかテレビで大嘘たれながしてるけど
タイで人気なのはプレミアとリーガだけだよ
露天のTシャツもほとんどその二つリーグ
なんで大嘘垂れ流すんだろう?? DAZN様々だわ
参入なければ前期後期の二期制とか
クソ寒い制度続いてただろうな シーズンによってスタジアム行ったり行かなかったりくらいで見てるけど
ここ数年は以前より活気を感じるね
神戸のスターも大きいんだろうけど全体的にサッカーの質が底上げされてるかな そりゃサッカーの母国だからな
オシムの名前を借りてNumberに記事を書く田村修一とか
エチャリの名前を借りてスポルティーバに記事を書く小宮良之よりはまし >>35
野球はゴミだとすぐバレる。でなかったら一茂は今頃レジェンドスターだ 放映権料もあるけど
地道な育成強化が実を結んできてるのがね
海外へ選手を移籍させても次々と選手が輩出されている
だから、最近のアンダー世代が良い成績を得られるようになった
その選手がトップリーグへ供給されて試合の質も良くなってきてる なんだかんだイニエスタ効果あるのでは
私サッカーから離れてたけどイニエスタきっかけでDAZN契約した 今はWyscoutとかツールが発達して、世界中の選手のことがすぐにわかっちゃう時代だからな
若手選手のプレーヤートレーディングが加速していて、日本人は手頃に買えるから買い叩いているのが実情
それでもJ3で半年だけしか活躍してない食野亮太郎に1億円の値札が付くなんて以前には考えられなかった 英国人記者「プレミアすごいだろ、日本には真似できないから無理すんな」 DAZNと契約出来たのもチーム数拡大をしてきたおかげだぜ。確かに視聴率は取れなくなった。でもチーム数が開幕当初の12チームから54チームに増えたおかげで契約者数と言う意味では取れる様になった。
今後もチーム数拡大は続くし、5年もしないうちにJ3は枠が一杯になり、J4って話が出てくるだろうな。
20年もしたら、当初の多分本気では無くスローガンレベルの100チームってのも超えてるかもね。 >>80
ガンバだからでしょ、買い戻す元金保証がついてるから
他のチームの選手はそうでもない DAZNはJリーグの日本国内での放映権を買っているだけなんでね、最初は
後からブラジルでの放映権なんかも取得しているけど
基本的には日本国内の指標を見て放映権を買ったと思われる
集客はフランスやイタリアには追いつきそうな感じになっているし DAZNが来てから確かに試合に臨む集中力が上がってきてそれがレベルの向上につながってる その5、6年前と比べると国内間移籍が
メチャクチャ増えたからな
それ自体はいいのか悪いのか知らんけど、
いつまでも弱いままのはチームは減った >>83
いや、そこはあんま関係ない
まずガンバがBチーム持っててJ3に参戦しているのは大きいよ
食野ほどでなくてもJ3で評価高めた選手は京都なり山形に貸し出されてステップアップしている
あと、1億円はマンCだから出せたというのはあるかもしれない
川崎が板倉をマンCに売ったのも多額の移籍金を払ってくれるから 成長が止まってたかというとそうでもなかったような
テクノロジーが簡単に扱えるようになって世界中のサッカーの進化スピードが上がっているだけ >>86
いや、間違いなくいいことだよ
お金があったらJ2からでもJ3からでも選手をどんどん引き抜いていく
下位は下位でJ3やJFL以下から引き抜いてくる
あるいはJ1で機会のない選手を獲得してくる
これを積極的にやっているクラブは強くなっている
山道守彦が浦和でも長崎でも無能を晒しているのは必然の流れよ >>70
ほんこれ
無理くり盛り上げようとしてる理不尽なシステムがなくなったのはDAZN様様
毎年野球はクライマックスシリーズの存在意義を議論されるが痛いヲタは盛り上がってるんだからいいじゃんと自分に言い聞かせてるのが痛々しい >>75
MLB行ってゴミだとバレたヤツいっぱいおるやん jリーグなんて一部の物好きなリピーター以外は誰も見ないし大衆受けしてない
原因は代表するチームが鹿島とかとんでもない田舎のチームだから
巨人阪神みたいに都市部でまったく人気ないから
衰退していくだけなのは代表の視聴率の低下からもわかる >>91
Jで結果も出してない久保くんのことかな? >>15
>犬局や豚局が2シーズン制をねじ込んだりして
2シーズン制にしたのは注目集めるためで(金がなくて)やってただけだからな。
チェアマンだって、金と注目集めてればやってなかったし、DAZNマネー入ったら辞めたやん >>93
久保はJでレギュラー取って前半戦だけで4 ゴール4アシストしたから結果は残ったな
2軍でもゴミなのが棒振りのパンダ プロ野球の観客動員が上がり続けてるってニュースはよく見るけど
Jリーグの観客動員も上がり続けてるってニュースはマスゴミが隠したがってるのか知らんがあまり見ないよな
おかげでJリーグは不人気ガラガラだと思ってる奴が未だに多いし >>83
ガンバが買い戻したのは、移籍金残して出た上で、若くて戦力として必要だった宇佐美と井手口だけ。
代表経験者の宮本、稲本、大黒、安田は放置。
食野レベルでは買い戻さない。 中村憲剛というレジェンド中のレジェンドがとうとう靭帯やっちまったね
普通優勝争いの佳境でこのレベルの選手がACLやったら
スポーツニュースでトップだろうにサッカーが愛されてる国なら >>96
それでいいと思うよ
別に地元で人気があればいいんだし
プロ野球みたいなデスロードを歩む必要がないのが判ってしまったし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています