クイーン、日本限定ベスト盤発売…アルバム15枚172曲からファン投票で12曲収録
11/6(水) 4:00 スポーツ報知
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クイーンの(左から)ロジャー・テイラー、フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ジョン・ディーコン
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 英の伝説的ロックバンド「クイーン」の来日公演(来年1月25日からさいたまスーパーアリーナほか全4公演)を記念し、日本限定のファン投票によるベストアルバム「ベスト12(仮)」(来年1月15日発売)が制作されることが5日、分かった。

 「ボヘミアン・ラプソディ」や「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「キラー・クイーン」など、数々の名曲を生み出した「クイーン」。デビューアルバム「戦慄の王女」(1973年)から「メイド・イン・ヘヴン」(95年)までのオリジナルアルバム15枚、全172曲から好きな楽曲1つを特設ページで投票できる。6日から25日まで実施され、上位12曲が収録される。

 映画「ボヘミアン・ラプソディ」のサントラ盤を含めたCD+デジタルの総売り上げ数は、今年だけで160万枚を突破するなど、クイーンの勢いは衰え知らず。ブライアン・メイ(72)は「いつも熱烈な応援をありがとう。ファンの皆さんが選んでくれたベストアルバムを発売できるなんて、ワクワクしています。知る人ぞ知る曲でありながら、日本での人気が高いものもあるので、どんな曲を選んでくれるか、今から楽しみです」と待ちきれない様子だ。

 ロジャー・テイラー(70)も「長年にわたる揺るぎない応援に感謝しています。共に成長し、共に歳(とし)を重ねてきました。どの曲を選んでくれるのか、興味津々でたまりません。来年コンサートで会いましょう」とコメントした。

 ◆湯川れい子さん「対比する人いない」

 初来日時の75年、翌76年に「クイーン」をインタビューした音楽評論家の湯川れい子さん(83)は、故フレディ・マーキュリーさんについて「声の見事さや華やかさ、ダイナミズム、対比する人がいない。すごいパワーとエネルギーがあった」。伝説となったが「我々凡人と比べたら、大変な負荷がかかった消耗する人生。それだけの評価を得た人は見えない部分で努力をしている。考えさせられます」と話した。

(おわり)