ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で史上初の8進出を果たした日本が、決勝トーナメント進出をかけて
1次リーグ最終戦で対戦したスコットランドと来年11月に敵地・エディンバラで再戦すると、英公共放送
「BBC」が1日に報じた。

記事では「スコットランドラグビー代表はワールドラグビー(WR)から不正行為の告発の結末を待つ間、日本との
テストマッチ2試合開催を確保した」と報じている。

「ティア1」の強豪国スコットランドは来年11月に母国の聖地であり、最大のスタジアム、マレーフィールドで日本と
再戦することが決まり、両国の女子代表チームも同月にスコッツタウンで対戦するという。

今大会でスコットランドはアイルランドと並ぶA組2強と目されていたが、最終戦で日本に21-28で敗れ、
同代表史上初めて8強進出を逃す事態となっていた。

スコットランド協会といえば、最高責任者のマーク・ドッドソン氏が台風19号の影響で日本戦が中止になった場合、
大会側に対する法的措置を示唆するなどし、大きな波紋を呼んでいた。記事でもドッドソン氏の発言を改めて
紹介している。

「WR首脳の間で、スコットランド協会は台風に関する日本に無神経さだったとみなした。統括団体は試合2日前の
ドッドソンのどこか脅迫めいた発言に対し、声明を発表していた」とも報じ、協会はWR側からの裁定を待つ状況が
続いているという。

一方、2021年夏に欧州で行われる3か国対抗戦で日本と対戦する可能性も残されているという。熱戦の感動で
列島が震えたスコットランド戦。2年続けて名勝負を味わうことができるかもしれない。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191102-00091844-theanswer-spo