フォーミュラワン・グループとマイアミのハードロック・スタジアムが、2021年にF1グランプリを開催することで原則的合意に達したと発表した。

 現在アメリカGPはオースティンで開催されているが、F1はアメリカでの2戦目のグランプリをマイアミで開催することを強く望み、プランを進めてきた。ダウンタウンエリアでのレースが地元住民からの反対を受けた後、場所を変更して実現の道を探り、NFLマイアミ・ドルフィンズのホームスタジアム周辺での開催計画が持ち上がっていた。

 こちらも地元住民から反対が出ていると報じられていたが、今週、F1の商業部門担当マネージングディレクターのショーン・ブラッチズとハードロック・スタジアムの副会長兼CEOであるトム・ガーフィンケルが、合同声明において、F1とハードロック・スタジアムが、ハードロック・スタジアムにおいて初のF1マイアミGPを開催することで原則的合意に達したと発表した。

 プランを実現するためにはマイアミ・デイド郡の許可を得る必要があるが、許可が下された場合、2021年にレースが開催される見通しだということだ。

 オースティンの現在のF1開催契約は2021年までとなっており、プランどおりに進めば、アメリカにおいて1シーズンのなかで2回のグランプリが開催されることになる。


10/16(水) 19:39配信 オートスポーツweb
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