プロ野球レギュラーシーズン全日程が終了し、広島・鈴木誠也外野手(25)の初タイトルとなる首位打者が確定した。

2位以下に大差をつける打率3割3分5厘に加え、出塁率4割5分3厘、112得点もリーグトップ。鯉の主砲が今季の打撃を振り返った。

―首位打者と最高出塁率に2冠。

「チームがこういう状態なので微妙ですね。もうちょっとうれしいものかなと思ったんですが…」

―各タイトルについて。

「(首位打者は)甘い球を一発で仕留めてヒットゾーンに持っていくということを練習から常にやっている。
でも正直、練習でも試合でも打ち損じがあって、あまり満足していません。出塁率の方は良かったです。
四球(ヤクルト山田哲の110に次ぐリーグ2位の103)が多かったのは、ボール球を振らず、ストライクの球を数多くヒットにできたからだと思います」

―丸らが抜けた中で主砲の役割を果たした。

「新井さんや丸さんが抜けて、最初は『自分が打たないと』という思いが強かったです。ボール球にも結構手を出しました。
でも、それじゃ無理だと。塁に出られれば、それでいいかなと。後ろにどんどんつないでいこうという(昨季までの)気持ちに戻りました」

―出塁率はダントツ。

「もともと出塁率の良さをよく分かっていなかったです。でも丸さんによく出塁率や四球の(チームの勝利につながるという)話をしてもらって、出塁にもこだわるようになりました。
こういう結果(初タイトル)になりましたが、去年くらいから意識してやってきたことです」

―得点もトップ。

「そこは頭の中で(首位打者より)より強いですね。今年、得点が多かったことは首位打者より(自己)評価できることだと思います。
得点が多いということは、得点に絡んで(チームへの)貢献度が高いということ。打たなくても四球で出て盗塁して、しっかりホームまで帰る。
塁に多く出ないと増えない数字なので、その面で良かったです。(首位打者も)もちろんうれしいタイトルですが、喜ぶのは来年。来年ダメなら意味ないです」

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9/30(月) 21:15配信

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