西武の内海哲也投手(37)が27日、現役続行の意思を表明した。
「1試合も投げてなくて、この年齢でどうこう言える立場じゃない。でも、今のままではライオンズ・ファンに申し訳ない。
願うことならば、ライオンズで活躍したい」。球団は、本人に現役を続ける意思があれば契約を結ぶ意向だという。

昨オフ、FA移籍に伴う人的補償で西武入り。経験豊富なベテランとして期待されたが、オープン戦で左前腕部の肉離れを発症。
2軍戦での調整が続き、ここまで1軍登板はない。だが、内海はポストシーズン中の登板を諦めてはいない。10月7日に始まる宮崎フェニックス・リーグへの参加を志願。
チームが日本シリーズ出場を決めれば、登板の可能性もゼロではない。「期待してもらって、絶対活躍しようとやってきたけれど、けがに泣かされた一年だった。
可能性があるなら、一緒に(日本一を)目指して挑戦して、頑張らないといけないし、それが使命」と表情を引き締めた。

この日は西武第二で2軍の練習に参加した。巨人時代には、阿部と何度もバッテリーを組んだ。引退を知った時はショックが大きかったという。
「阿部さんは、まだまだできると思っていたし、自分も負けへんぞって気持ちだった。球を受け続けてもらって、阿部さんがいての僕だった」。現役生活にピリオドを打つ先輩に、感謝の再起を誓った。

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9/28(土) 6:04配信