日本ハム・栗山英樹監督(58)が今季限りで辞任する意向であることが25日、分かった。
既に続投要請をしている球団は全力で慰留に努める方向だが、本人の辞意は固いとみられる。
退任が決定した場合、後任監督には外部招聘(しょうへい)なら
球団OBの中日・小笠原道大2軍監督(45)、内部昇格なら荒木大輔2軍監督兼投手コーチ(55)らが候補に挙がる。

1年契約で挑んだ就任8年目の今季は“栗山流オープナー”や大胆な守備シフトなど、日本球界の常識を覆す新戦略を次々と敢行。
7月末までは首位争いを演じていた。だが、8月に月間20敗を喫して優勝戦線から脱落。
2年ぶりのBクラスが確定し、覚悟を決めたもようだ。

この日、伊丹空港で取材に応じた指揮官は「何度も言うように全部終わってから。自分でそうやって決めているので」と去就について明言を避けた。
26日からのオリックス2連戦(札幌ドーム)では、実松と田中賢の引退セレモニーが実施される予定。
最後まで将としての責務を全うし、勝利に導くと誓った。

シーズン中から来季続投の方針を伝えていた球団は、まだ本格的な後任の選定作業を進めていないとみられる。
栗山監督の慰留を断念した場合、直ちに詰めていくことになる。

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9/26(木) 6:01配信