【緊急連載 どうなるジャニーズ(4)】
所属タレントとの最後の別れを終えたジャニーさん。
年の離れたタレントにも優しく接した一方で、一人前に育てるために厳しい一面を見せることもあった。「息子たち」が明かしてきた“武勇伝”を紹介する。

少年隊の東山紀之(52)は、先輩の田原俊彦(58)が女性問題を起こした時のエピソードを明かしたことがあった。
「トシちゃんを合宿所の中ですれ違いざまにグーで殴った
。軍隊で鍛えられていたから、教科書通り、手元から最短距離で出るパンチだった」。ジャニーさんは米国籍も持っていたため、朝鮮戦争で米軍に徴兵されたことがあった。
「トシちゃんも自分で悪いことをしたと分かっていたから、何も口答えしなかった。その姿を見た時に、ジャニーさんはみんなの父親なんだなと思った」と振り返った。

元SMAPの香取慎吾(42)も「昔は相当厳しかった」と、デビュー当時の思い出を明かしていた。
コンサートの冒頭あいさつでメンバーが「盛り上がってるか〜?」と同じ言葉を繰り返すと、ジャニーさんに「おまえら、壊れたラジオか」と怒鳴られた。
香取は「それがずっと生きている。前に話した人と発言がかぶらないように意識してきた」と、教えを生かしてきた。

香取によると、稲垣吾郎(45)を説教するために、合宿所の玄関で待ち伏せしたこともあった。
「部屋まで追いかけて怒った上、ゴローちゃんが部屋に入った後も、ドアの前で“ユーはなんでそうなんだ!”と怒鳴っていた」という。

タレントの前で格好悪い姿は見せなかった。田原を乗せた車の運転中に、別の車に接触してしまった時
「ぶつけただろ」と迫る相手に、「ぶつけてない」と言い張った。それでも相手が詰め寄ってくると、今度は英語をまくしたてて怒鳴り返した。相手はひるんで去ったという。

近藤真彦(54)も「灰皿をよく投げられた」と話していた。全てはタレントを育てるため。親から子供を預かるという責任を、こうして果たしてきた。
ジャニーズJr.の育成を引き継ぐ滝沢秀明氏(37)も、その責任を負う。
倒見の良さは評判だが、時には愛のムチも必要となりそうだ。

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019年7月13日 9時30分 スポニチアネックス