5/22(水) 13:31配信
 女優の沢尻エリカ(33)が22日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜・正午)に出演し、12年前の“不機嫌騒動”当時の心境を振り返った。

 沢尻は2007年9月、主演映画「クローズド・ノート」の舞台あいさつで不機嫌そうに振舞い、司会の女性からの質問に「特にないです」「別に」とそっけない答えを繰り返して批判を浴びた。

 「若いころは自分でも鎧(よろい)をまとっていた。人に対して高圧的だった部分はあったと思います」という沢尻だが「当時、問題を起こすまで、すごい精神状態で私はやっていて、自分しか見えていない。まわりが全く見えない。今振り返ってみたら何てことを言ってしまったんだって思います。当時はもう、そんなことを考える余裕すら全くなくて、どこか自分の中で、人として感情的にすごく欠落している部分があって、何か見失っていたんでしょうね」と、精神的に追い詰められていたことを告白した。

 騒動のあとは「このままいたらもうダメになる」「根本を見つめなおす」「すべてを捨ててもいいから根性を叩きなおそう」と考えて海外移住を決意。英ロンドンに約1年、スペイン・バルセロナで約3年を過ごし、2012年公開の主演映画「ヘルタースケルター」で女優活動に復帰した。

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