https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201904300000430.html
2019年4月30日

米東部ニューヨーク州で1969年に開かれた歴史的な音楽イベント「ウッドストック・フェスティバル」50周年の記念コンサートについて、資金調達を担う企業が29日、中止を発表した。だが主催者側は予定通り開催すると主張しており、情報が交錯している。

詳細は不明だが、ロイター通信は関係者の話として、開催許可や安全対策、採算見通しの悪化といった問題があると伝えた。主催者の一人のプロデューサー、マイケル・ラング氏は「彼らに中止を決める権利はない」と反発、法的措置も辞さない姿勢を示した。

記念コンサートは8月16〜18日の予定で、3月にはカルロス・サンタナ氏など当時のミュージシャンらの出演が発表された。だがチケット販売が延期となり、値段も明らかにされておらず、開催を危ぶむ声が出ている。

他ソース
https://www.barks.jp/news/?id=1000166937#utm_source=tw_BARKS_NEWS&;utm_medium=social&utm_campaign=tw_auto

伝説のウッドストック・フェスティバルから50年が経つのを記念し、8月に米ニューヨーク州ワトキンズ・グレンで開催されるはずの<Woodstock 50>だが、『Billboard』誌によると、資金面のサポーターであるDentsu Aegis Networkは月曜日(4月29日)、「フェスティバルをキャンセルすると決断した」との声明を出したという。

同社は、アイコニックなブランドとの仕事や意義のあるムーヴメントとの提携はエージェンシーにとって夢ではあるが、尽力したにもかかわらず、ウッドストックの名に相応しいイベントが実行できるとも、アーティストや観客の衛生安全が確約できるとも思えないと判断したという。

<Woodstock 50>の開催にトラブルが発生したとの噂は、ひと月以上前から流れており、そのとき同様、今回も主催者のマイケル・ラング氏は中止を否定した。法的救済を求めるという。

しかしながら『Spectrum News』によると、会場があるニューヨーク州スカイラー郡の行政官は「現時点で、イベントは中止と通知されている」とコメントしているそうだ。

<Woodstock 50>は8月16〜18日に開催予定。先月、ザ・キラーズ、デッド&カンパニー、ジェイ・Z、ロバート・プラント、サンタナ、チャンス・ザ・ラッパー、マイリー・サイラス、ラカンターズ、グレタ・ヴァン・フリート、ゾンビーズなどの錚々たるラインナップを発表した。チケットはまだ発売されていない。

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