詰将棋の解答の正確さ、速さを競う「第16回詰将棋解答選手権」のチャンピオン戦が31日、全国3会場に98人が参加して行われ、名古屋会場で参戦した
藤井聡太七段(16)が小学6年(12歳)だった2015年からの5連覇を達成。自身の連続V記録を更新した。

 藤井七段は前半の第1ラウンドで誤記があり、50満点中49・5点。全国3位でターンした。後半の第2ラウンドも2つ記入ミスをしたが、合計で98・5点。
過去6度の優勝経験がある宮田敦史七段(37)が東京会場で参加し、前半を50点満点で突破したが、後半では最後の問題が解けずに脱落した。

 藤井七段は「残り5分でまだ解けていない問題があったので、優勝という結果は望外だなと思います」とコメント。4月1日に新元号が発表されるが、
次代のタイトルホルダー候補は「元号が変わるのは生まれてから初めてなので感慨深い。これからの時代に活躍できる棋士になりたい」と宣言した。

 準優勝は同じく名古屋会場で参戦した斎藤慎太郎王座(25)だった。合計96点で「ここ数年、7、8問しか解けず順位を落としてしまったが、(隣にいた)
藤井さんが解く勢いに乗せられたかな。でも全問正解できず、悔いはあります」と話していた。

スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00000179-sph-ent
5連覇を達成した藤井聡太七段(右)と準優勝の斎藤慎太郎王座
https://amd.c.yimg.jp/im_siggKCCV02tC.iQDmUoX3ZoqdQ---x900-y677-q90-exp3h-pril/amd/20190331-00000179-sph-000-1-view.jpg