ドイツ1部ブレーメンは12日、所属するFW大迫勇也(28)について、日本代表が招待出場する6月開幕の南米選手権(ブラジル)への派遣をしないと発表した。既に日本サッカー協会にも伝えたとしている。大迫は日本が準優勝したアジア杯(UAE)で4試合4得点とエースの存在感を発揮したが、ブレーメンでは背中の痛みを訴えて5日のドイツ杯3回戦と10日のリーグ戦アウクスブルク戦でベンチ外となっていた。

 大迫が南米選手権に出ることはなくなったが、ブレーメンが取った行動は当然といえる。大迫が昨年12月末にでん部を痛めた時点で、招集を拒否することもできた。だが、大迫本人の「優勝したい」という意思を受け、日本代表を信頼して送り出した経緯があった。決勝戦で負傷したシーンが見当たらないにもかかわらず、プレーできない状態で戻ってきたとしたら、怒りに近い感情が出てくるのも無理はない。

 ただ、森保監督の起用判断が間違っていたとは思えない。代表の医療スタッフは所属クラブと密に連絡を取り合っており、選手の状態について報告を重ねてきた。

同監督自身が2〜3月にかけて欧州視察を検討している背景には、欧州クラブとの関係強化があった。対話の機会は他国代表チームの追随を許さないほど多い。起用判断は監督の専権事項でもある。

 ブレーメンは、大迫が昨夏のロシアW杯、アジア杯で1年以上長期的なオフを取れなかったことが、負傷の一因になったと分析している。 

アジアのシーズンが欧州の秋開幕とずれていることで起きた悲劇ともいえ、どちらに非があるという議論では、片づけられない問題である。  

(サッカー担当キャップ・内田 知宏)
 
2/14(木) 6:11配信 スポーツ報知
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