さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、1月11日公開の『クリード 炎の宿敵』を掘り起こします。

『ロッキー』最新作! 父の命を奪った宿敵に挑む!!
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ロッキー最大のライバルにして親友だったアポロ・クリードは、ロシアの王者イワン・ドラゴと壮絶な戦いを繰り広げた末、そのまま帰らぬ人となってしまった。
時は流れ、アポロの息子アドニスは、ロッキーの指導のもと、世界チャンピオンまで上り詰めた。
しかし対戦相手だったドラゴの息子ヴィクターの反則行為により、その勝利は決して納得がいくものではなく、アドニスは心身ともに不調に陥ってしまう。

やがて婚約者のビアンカが出産し、父親となったアドニスは、ロッキーのアドバイスにより、
しばらく一線から遠のくことに。しかし「ボクシングこそ自分そのもの」だと気づいたアドニスは、ヴィクターとの再戦を決意する…。

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『ロッキー』シリーズを新たな主人公アドニスの物語として復活させ、世界中で好評を博した『クリード チャンプを継ぐ男』の続編となる『クリード 炎の宿敵』。アポロVSドラゴから、アドニスVSヴィクターへ。
時代を超えて繰り広げられる因縁の対決に胸が高鳴るところですが、実は本作には“観るべき理由”が隠されているのです。

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それはシルベスター・スタローンが、自身のインスタグラムで発表したコメントにあります。

「“ロッキー”という素晴らしいキャラクターを生み出し、それを演じられたことは、このうえない名誉だった。
“ロッキー”は永遠に不滅で、ファンの心の中で生き続けるんだ…」と、ファンへの感謝とともに、ロッキー役からの引退を宣言したのです。

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1976年(日本公開は1977年)に『ロッキー』が公開されて以来、42年間ロッキー・バルボアを演じ続けて来たシルベスター・スタローン。
彼の出世作であり、ボクシング映画の金字塔とも呼べる名作が誕生する背景には、俳優として行き詰まっていた自分自身をボクサーになぞらえて、スタローン自ら脚本を執筆し、製作プロダクションに売り込んだ経緯がありました。

時を経て、アポロとアドニス父子、イワンとヴィクター父子、そしてロッキーとアドニスの師弟関係という男の絆を軸に構築された今作。
そこにはスタローンの『ロッキー』シリーズへの並々ならぬ思いが込められていることが観て取れます。必ずやあなたの魂をも、奮い立たせることでしょう。

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クリード 炎の宿敵
2019年1月11日(金)から全国ロードショー
監督:スティーブン・ケイプル・Jr.
出演:マイケル・B・ジョーダン、シルベスター・スタローン、テッサ・トンプソン、ウッド・ハリス、フィリシア・ラシャド、ドルフ・ラングレン ほか
?2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
公式サイト http://www.creedmovie.jp

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12245-159982/
2019年01月06日 17時50分 ニッポン放送

https://www.youtube.com/watch?v=9SiOTLcCElk
Gonna Fly Now ロッキーのテーマ