昨年大みそかに放送された「第69回NHK紅白歌合戦」でシンガー・ソングライター、米津玄師(27)がテレビ初歌唱した舞台になった故郷・徳島県鳴門市の大塚国際美術館の三が日の来場者数が前年から5割増になったことが4日、分かった。同館の広報担当者が明らかにした。

【写真】鳴門市の大塚国際美術館で歌い上げる米津玄師

 米津は同美術館からの生中継で登場。館内に無数のロウソクの灯がゆらめく幻想的な雰囲気の中、昨年最大のヒット曲「Lemon」を力強く歌い上げ、インターネット上などで大反響を呼んだ。

 昨年3月21日に開館20周年を迎え、記念事業としてゴッホの“花瓶のヒマワリ”全7点を陶板で原寸大に再現し、展示中。また、5人組アイドルグループ「Sexy Zone」のマリウス葉(18)が昨年11月、キャンペーン「ホリデー・アット・ザ・ミュージアム2018」のアンバサダーに就任した。この2つの要素に“米津効果”も加わり、入館者数がアップした。

 同美術館は「紅白歌合戦の中継が行われたことで、美術館だけではなく、徳島県鳴門市を広く知っていただくいい機会になったと思います」とコメントした。

 4日時点で入場制限は行われていない。1月7〜11日はメンテナンスのため連続休館となる。

1/4(金) 18:22配信 スポニチ
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