2018年も残りわずか。今年もさまざまな芸能人が華々しい活躍を見せたが、一方でちょっと“コケて”しまった人たちもいる。なかには真偽が不明だったり、いまだ波紋を呼んでいたりするケースもあるが、そんな世間からの評判が芳しくなかった女性芸能人の顔ぶれを振り返ってみよう。


 筆頭に挙げられるのが、女優の吉岡里帆だ。1月クールの『きみが心に棲みついた』(TBS系)で待望の連続ドラマ初主演を果たすが、全話平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低調に終わる。7月クールの『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)でも主演を務めるが、同5.8%と散々な結果に終わり、「2作連続で“大爆死”」と不名誉な称号を得てしまった。また、吉岡の演技力には「下手すぎてイライラする」「学芸会レベル」などと酷評が相次いだ。

 さらに、10月公開の映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(アスミック・エース)ではヒロインを務め、主題歌も熱唱したが、初週の興行ランキングでは初登場12位とトップ10圏外に。テレビ局関係者からは「数字の取れない女優」「ドラマも映画も大コケ」「もはや主演失格」との声も聞こえてくるのが実情だ。

 とはいえ、清楚で愛らしいルックスで人気の吉岡。現在も多数のCMに出演しており、25歳という年齢を考えても、19年以降に挽回のチャンスはありそうだ。

 プライベートが思わぬ反響を呼んだのは女優の剛力彩芽だ。4月にZOZOの前澤友作社長との交際が報じられると、お互いに認め、その後はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)での“ノロケ投稿”が相次いだ。

 7月にはFIFAワールドカップの決勝戦を観戦したことを報告したが、前澤氏のプライベートジェットでロシア入りし、一緒にVIP席で観たことが明らかになり、「浮かれすぎ」と批判的な声が多くあがった。結果的に、剛力はインスタグラムの過去の投稿を謝罪すると同時にすべて削除するという事態に発展した。

 剛力にとっては初ロマンスだが、前澤氏が結婚歴はないものの3人の子持ちで、さらに当代きっての資産家である点も、世間の関心を集めている。一方で、以前は毎クールのように連ドラ主演を務めていたが、18年は『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)に出演したのみで、女優として存在感を示したとはいいがたい。19年の巻き返しが期待されるところだ。

 3月に事務所を退社しフリーとなった満島ひかりは、その後「親友の安藤サクラと“絶縁状態”にある」「気に入らない仕事には電話もメールも返さない」などとネガティブな報道が相次ぎ、「面倒くさい女優」のレッテルが貼られかけた。

 しかし、12月に生出演した情報番組『あさイチ』(NHK)で「マスコミさんにいっぱい書かれました」「信じないでください〜」「普通に生きてるし、ちゃんとお返事も返してるし、サクラちゃんとも仲いいし!」と疑惑を一蹴、ファンからは安堵の声が続出した。しかしながら、剛力と同様に今年は女優としての露出が激減した感が否めないため、いまだ心配する声は少なくない。演技派としての呼び声が高いだけに、スカッとするような活躍を見せてほしいものだ。

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