コンビと言っても、しょせんは他人。仕事とはいえ、いつでも一緒にいれば、たまには相手に腹が立つときもあるだろう。
しかしたまにであればいいのだが、本当に仲が悪いと噂されるお笑いコンビも多いようで……。
不仲がささやかれるコンビの真相を調べてみた。

今年、妻の佐々木希が第一子を出産し、幸せの絶頂となっているアンジャッシュの渡部建。
プライベートでは好調なのだが、コンビ仲はそうでもないようだ。
2017年2月に放送された『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で、相方の児嶋一哉との不仲説について聞かれると、
「ガチで仲悪いです」と告白していた。さらに「仲良くある必要もないと思っているんです。
(番組で言い争いをしているのは)ケンカ芸みたいに見えるかもしれないですけど、本気でムカついている」と語った渡部は、
自身がレギュラー出演する『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)の裏番組であるドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)に、児嶋が出演したことにも言及。
自分が出ている裏の番組に児嶋が出ていることについて、「一番、信じられない」と不満を爆発させていた。

そんなアンジャッシュと同様に不仲説が噂されているのが、インパルスの板倉俊之と堤下敦。
18年10月放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出演した鬼越トマホークの金ちゃんが、
当時、相方が謹慎中だった板倉に「相方がいなくなって、いきいきしてんじゃねーよ!」と言い放ったところ、板倉は無言に。
さらに金ちゃんは、「コンビのときって、なんか仲良くなかったんで」と板倉と堤下の不仲を暴露したのだが、
その話題に関しては誰からもツッコまれることなく、不自然に終わっていた。
また、板倉は放送で金ちゃんが「不仲」を口にしたときも、何も言い返すことなく、笑っていたのみだった。

堤下敦が復帰してもコンビ活動を行っていなかったインパルスだったが、11月になってようやくコンビで『ネタパレ』(フジテレビ系)に出演。
しかしその後、コンビでの出演は見られず、不仲説は残ったままだ。

■フットボールアワーは岩尾望が不満?

岩尾望と後藤輝基からなるフットボールアワーも、たびたび不仲が噂されている。
14年に六本木の劇場で開かれた映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』公開記念イベントにコンビで参加した際には、
「コンビ内で虐げられている。虐げられた猿の気持ちが分かる」という岩尾に対して、
「仕事でツッコんでいるだけです。イジっているんですよ。(岩尾の薄い)頭のことも言わんと、みんなが気になってしまうので、先に言ってしまうんです」と後藤が弁明。
しかし岩尾は納得がいかない様子で、「顔のことを言われるのは慣れてきたけど、頭と太っていることに関してはやめてほしい」と主張。
もっとも、後藤はその後、岩尾について「中身はすごく男前できれい。
でも入れ物が汚い」と言うと、解散の危機についても「あんまないですね。大喧嘩にならない。
岩尾がポロポロ泣くんで」と否定。どうやら、不仲説は根拠のない噂だったようだ。

ネタで不仲を演出しているコンビもいるようだが、どうやら本当に仲の悪いパターンもありそうだ。
お笑い芸人は、見ている人を楽しませるのが仕事。できれば仲良く楽しくやってもらいたいものだが……。

http://dailynewsonline.jp/article/1602399/
2018.12.08 19:00 日刊大衆