1986年2月に、ファミリーコンピュータのディスクシステム向けに登場した『ゼルダの伝説』。ここから、国内外を問わず高い関心と注目を集める一大人気シリーズが幕を開けました。

ドットで描かれた見下ろし型の画面構成は、その後のシリーズ展開でも主流となり、『神々のトライフォース』や『夢をみる島』などの名作を生み出してきました。特に『神々のトライフォース』は、プラットフォームをスーパーファミコンに移したこともあり、グラフィックが大幅に向上。『ゼルダの伝説』の世界を、より魅力的に広げてくれました。

そんな『ゼルダの伝説』シリーズが、ひとつの大きな転機を迎えます。これまでの『ゼルダの伝説』は2Dで描かれてきましたが、3Dで世界の全てを表現し、謎解きや敵とのバトルも立体的に行う『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が、NINTENDO64にリリースされました。

本作の登場を機に、以後の『ゼルダの伝説』シリーズは2Dと3Dがそれぞれ展開する形を取り、その流れは今日まで続いています。いわゆる“2Dゼルダ”は、グラフィックの表現自体は3D化しつつも、見下ろし型の2Dアクションというゲームスタイルは踏襲され続け、近年では『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』や『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』などを発売。“3Dゼルダ”だと、昨年登場した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が世界的な大ヒットを記録しました。

2017年を代表するソフトの1本として数えられるほど、大きな存在感を示した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ですが、こちらが“3Dゼルダ”の最前線だとすれば、その原点となるのが『ゼルダの伝説 時のオカリナ』です。

シリーズが大きな転換を迎えると同時に、未来の名作に至る流れを生み出した『ゼルダの伝説 時のオカリナ』。ちょうど20周年を迎えたこのタイミングで、本作を振り返ってみたいと思います。

>>2以降に続きます

2018年11月21日 18時0分 インサイド
http://news.livedoor.com/article/detail/15629310/

動画
https://youtu.be/uHzvlZXvqqo
https://youtu.be/ENBPGY97DRA

画像
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