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2018-11-21

篠原ともえがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「東京プラネタリー・カフェ」。10月20日(土)の放送では、10月31日(水)にメジャーデビュー30周年記念オリジナルアルバム『ザ・シサ』をリリースした筋肉少女帯の大槻ケンヂさんが登場。デビュー当時の篠原のとの驚きの秘話、ナゴムレコード時代の楽しいエピソードを話してくれました。

今年デビュー30周年を迎えた筋肉少女帯は、大槻さんと中学時代の同級生だった内田雄一郎さん(ベース)を中心に1982年に結成。1984年にはインディーズレーベルのナゴムレコードからデビューし、1988年にメジャーデビューを果たしました。大槻さんの幻想的で独特な詩とパワフルなギターサウンドが魅力の「元祖高木ブー伝説」「釈迦」など立て続けにヒット曲を放ち、日本ロック界のなかでも異質なバンドとして人気を博しています。
中略

大槻:そういえば、篠原さんがデビューした頃、僕のナゴムレコード時代のお友達の石野卓球くん(電気グルーヴ)なんかが曲を書いてたよね。

篠原:そうです。卓球さんは電気グルーヴの前、ナゴム時代に人生というバンドをやってらして。

大槻:1つエピソードが。「高木ブー伝説」って曲が筋肉少女帯であって、ナゴムレコードから出してたんですよ。この曲のことを知った(ドリフターズの関係者が)「怒っている!」というイタズラ電話が、ナゴムレコード主宰者のケラさん(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)のところにかかってきたんです。そのとき、俺は田口トモロヲさんがやってたバンド(ばちかぶり)と一緒に静岡でライブをやってて、その日は、静岡出身のピエール瀧くん(電気グルーヴ)の実家に泊まってたんですよ。そしたら、ケラさんと卓球くんから「ヤバイよヤバイよ」って電話がかかってきて。瀧くんに静岡駅まで送ってもらって帰りました。そんなこともあったな〜(笑)。

篠原:でも不思議ですね。ケラさんは演出家になり、卓球さんはDJで世界で活躍して。

大槻:田口トモロヲさんも役者でしょ。でも一番驚いたのは、気は優しくて力持ちのピエール瀧くんが、今や日本を代表する俳優になるとはね。誰も予想できなかった(笑)。ケラさんなんて、日本を代表する劇演出家ですよ。ケラさんも見抜けなかったんだから!

篠原:人生っておもしろいですね。

大槻:おもしろい。本当におもしろい。

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