◇国際親善試合 日本―キルギス(2018年11月20日 豊田ス)

日本代表は20日、来年1月のアジア杯(UAE)前最後の親善試合でキルギスと激突する。
左サイドバック(SB)では初招集された山中亮輔(25)の国際Aマッチデビューが濃厚となった。
強烈な左足を持ちFKキッカーも志願。長友佑都(32=ガラタサライ)の後釜として期待されており、相手が守備的布陣を敷くことが予想されるアジア杯では、切り札となる可能性も秘める。

いきなりの最終試験で満点回答を示す。
20日にA代表デビューが濃厚なDF山中にとって、キルギス戦は来年1月のアジア杯への切符をつかみ取るための最後のチャンス。
今季リーグ戦32戦で4得点7アシストの新鋭は「満員の中でできるので、代表の誇りを感じながらプレーしたい」と日の丸の重みを力に変えて、代えの利かない存在まで駆け上がる。

イメージトレーニングは完璧だ。すでにキルギスの攻略法は頭に描いている。
「ミドルシュートや追い越す動きは引いた相手に効果的なので意識したい」。
今回の親善試合のメンバー発表会見で森保監督が「スペシャルなものを持っている。左利きを生かしたクロス、攻撃に絡むプレーは今回の代表招集につながった理由」と話したように、
守備面だけでなく、特長と自負する攻撃面でアピールする。

アジア杯では相手が守備的布陣を敷いてくることが想定される。「駆け上がる回数など、攻めの部分で違いを出したい」と意気込む山中は、
左利きながら両足で強烈なミドルシュートを打つことができ、引いた相手を崩すキーマンになり得る。
また“悪魔の左足”と呼ばれた元ブラジル代表DFロベルト・カルロスのように、セットプレーのキッカーとしても期待され
「位置を見て話し合いたい。チャンスがあれば」と名乗りを上げた。

主戦場にする左サイドバックは、長く代表の主力を担う長友が肺気胸からリハビリ中で、万全とは言い難い。
森保監督の愛弟子である佐々木よりも攻撃力では勝り、アジア杯では切り札となる可能性を秘める。「仮想アジア杯」となるキルギス戦で左足の真価を見せつける。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000017-spnannex-socc
11/20(火) 6:00配信

https://f.image.geki.jp/data/image/news/800/225000/224497/news_224497_1.jpg
https://number.ismcdn.jp/mwimgs/b/4/-/img_b422999a57699f8496e17d2b9dd46628288644.jpg


https://www.f-marinos.com/team/player-detail?id=1921
プロフィール