【ニューヨーク時事】15日に死去した米IT大手マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏への追悼がスポーツ界でも広がった。同氏は出身地であるワシントン州シアトルと近郊のプロスポーツの振興に寄与。オーナーを務めていた米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)シーホークスと米プロバスケットボール協会(NBA)トレイルブレーザーズは、公式サイトやインターネット交流サイト(SNS)で訃報を発信し、他チームのオーナーらも追悼の声明を出した。

 アレン氏は1990年代後半に本拠地移転の危機にあったシーホークスを買収。NFLのグッデル・コミッショナーは「彼の情熱によって模範的なチームがつくり上げられた」と称賛した。NBAのシルバー・コミッショナーも「彼はリーグの成長にとって貴重な存在だった」と功績をたたえた。

 アレン氏がチーム創設に関わり、共同オーナーも務めていたメジャーリーグ・サッカー(MLS)サウンダーズや、大リーグのマリナーズも同氏の死を悼む声明を出した。 (2018/10/16-12:10)

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