“新婚の頃に戻ったみたい”

 泣き虫愛ちゃんも成長した、といえば聞こえがいいが。妻になり母にもなった福原愛(29)が今、電波上に晒しているのは、夫の江宏傑(29)とのイチャイチャ動画。切り売りされた私生活が、恥ずかしすぎなんですけど。

 目覚めのキスに始まって、手を洗いながらキス、掃除をしながらキス、ソファーに座ってキス、フルーツティを飲みながらキス。続けざまに61回ものキスを見せつけられる、見ていて胃もたれさえ感じる映像が今、中国から発信されている。驚くべきは、または嘆くべきは、このカップル、福原愛夫妻なのである。

 これは「幸福三重奏」という番組の一場面。中国のオンライン動画サイトでテンセントビデオが配信しており、福原夫妻のほか俳優と女優の夫婦、有名実業家と女優の夫婦が、山地の農村に泊まって“2人の世界”を楽しむ様子を記録して流す、というもの。題して「リアル・バラエティ番組」。7月4日から毎週水曜日に最新話が配信され、現在11話まで視聴できるので、ざっと紹介すると――。

 第1話では、明日したいことを、たがいに紙に書いて箱に入れる。取り出してみると、福原は「バーに行きたい」だが、江は「100回キスしたい」。それに応えるべく、第2話では冒頭に記したようなキス三昧に。その後も、たとえば第7話では、パジャマ姿の福原が江の帰りを待ち、江が帰宅すると彼女はむくりと起き上がり、江に駆け寄って抱擁し、ベッドイン。福原は江に抱き着き、足を絡めてイチャイチャするのだ。

■台湾では引っ張りだこ

 ちなみに、番組には昨年10月に生まれた長女の姿は見えず、2人は新婚のようにイチャイチャを楽しんでいるが、本業の卓球のほうはどうなのか。卓球に詳しいジャーナリストの青柳雄介氏によると、

「江選手は2014年に世界ランキング47位に入って以降、順位を落とし続けていて、現在201位。昨年6月、琉球アスティーダに加入しましたが、成績はパッとしません。一方、愛ちゃんも、出産後は公式戦に出場しておらず、世界ランキングからも消えています。東京五輪に出る場合、日本で上位3人に入る必要がありますが、世界4位の石川佳純、7位の伊藤美誠(みま)、9位の平野美宇らがいますから、かなり難しい」

 と言って、卓球以外に取り柄がない愛ちゃん。この7月、新設されたTリーグの理事に就任したのは、今後も卓球で生きていくという決意表明か。だが、さるTリーグ関係者は、

「理事会で話を振られても、当たり障りのないことしか言わない。あれだけのアスリートなら、胸の内にもっと熱いものを秘めていると思ったのに、具体的な提案も、卓球界を引っ張っていく理想もない」

 と落胆するのだ。この関係者には、「幸福三重奏」第7話の続きを見てもらいたいものだ。愛ちゃん、ほかの夫婦と卓球に興じ、フワッとした球をネットに引っかけたり、相手のスマッシュに腰が引けていたり、お粗末なプレーのオンパレード。アスリートの矜持なんぞ、とっくに捨ててしまったようなのである。

 というのも、夫婦の住居がある台湾では、生活安泰なのだそうで、台湾在住のジャーナリストが言う。

「パナソニックのCMに家族3人で出演し、野球チームの始球式に登場し、台湾版『徹子の部屋』とでもいうべき『小燕有約』という番組に出演し、と引っ張りだこ。『幸福三重奏』も大人気で、配信翌日にはニュース番組などで、最新話での愛ちゃんが取り上げられるほど。きれいな北京語だった愛ちゃんの中国語も、最近、台湾訛りになってきて、台湾ではますます人気が上がっています」

 アスリートの矜持よりイチャイチャのほうが金になるなら、そっちを選ばない手はない、か。

「週刊新潮」2018年9月27日号 掲載


10/1(月) 5:59配信 デイリー新潮
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181001-00549369-shincho-spo