テニスの全米オープンで、日本人として初めて4大大会に優勝した大坂なおみ(20=日清食品)が、10月1日発表予定の最新世界ランキングで、自己最高の6位になることが確定した。

大坂は今週の武漢オープンをウイルス性の疾患で欠場したが、他の選手が世界ランクを落とし、労せずに現在の8位から順位を上げた。

日本人の過去シングルス最高位は、女子では伊達公子が95年11月に、男子では15年2月に錦織圭がマークした4位。同月1日の最新ランクでは大坂と3位ケルバー(ドイツ)との差はまだ1000点弱ある。男女通じて日本人歴代最高位の3位は簡単ではないが、ツアー最終戦を含めば大坂が出場するのは残り3大会。十分に可能性はある。

29日に開幕した中国オープン(北京)は、4大大会に次ぐ位置づけで優勝すれば1000点入る。当初、大坂の初戦は、全米準決勝で対戦した強豪キーズ(米国)だったが、ドローが変更になり予選勝者との対戦となった。まだ風は大坂に吹いている。

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[2018年9月30日4時51分]日刊スポーツ
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