1日、昨オフに巨人を戦力外となったBCリーグ栃木の村田修一(37)が会見を行った。

 NPBからオファーがなく、今季限りでバットを置く意向を示唆したものの、会見では「引退」の2文字をかたくなに拒否。去就に関して判然としない
答えが続いた後、こう切り出した。

「みなさんは『引退』という言葉を聞きたいのか聞きたくないのか分かりませんけど、僕はきょうその2文字を使いたくない。きょうの時点で『引退をする』
という発言はないです。その2文字は使わないですし、ここに来ているみなさんにも使ってほしくない」

 BCリーグはシーズン中。拾ってくれた栃木への礼儀を示した。

「若返り」を理由に巨人をクビになったが、古巣にも未練はない。

 会見後、日刊ゲンダイが今季の巨人について聞くと、「全然見ていないですね。置かれたところで自分の野球をするのがベストなので、
NPBにいたときから他の試合はあまり見ていないんです」と即答だった。

 会見中は「前に進まないと」という言葉を繰り返した村田。最後には「こうやってみなさん(報道陣)も会いに来てくれましたし、本当に幸せ者でした。
サヨナラ」と言って笑わせ、車で会見場を後にした。

日刊ゲンダイ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000021-nkgendai-base
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180802-00000021-nkgendai-000-1-view.jpg