サッカーのワールドカップ(W杯)が開かれているロシアで、首都モスクワの飲食店からビールがなくなる? ロイター通信によると、世界各国から大勢のサッカーファンが観戦に訪れているため、「ビールが足りない」という店が続出しているという。

 モスクワのある飲食店では、ビールがなくなったという。業者の在庫が少なく、配達に少なくとも通常よりも24時間以上長くかかっているためだ。同じくモスクワのバーで働くドミトリーさんも頭を抱える。「サッカーファンらがビールをがぶ飲みし、3日間で800リットルなくなったこともあった」

 この時期、モスクワは気温が30度近くまで上昇する日も少なくない。対応に追われる飲食店の従業員は「モスクワには本当にたくさんの人がいる。サッカーにくわえて、暑さも影響していると思う」。約1カ月にわたって開催されるW杯。予想を上回る盛況ぶりに、ビール関係者はうれしい悲鳴を上げている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180622-00000112-asahi-spo