【木浦聯合ニュース】日本のプロ野球独立リーグに所属する高知ファイティングドッグスが、韓国南西部の全羅南道木浦市に4月開場した木浦野球場で海外キャンプを行う。

同チームは14日から20日まで6泊7日滞在し、小・中学校での野球教室や地元大学との交流戦、プロ野球チーム・起亜タイガース3軍との交流戦などに臨む予定だ。

 高知県と全羅南道が姉妹交流協定を結んでいることから同道を海外遠征先に選び、4月に木浦、羅州、咸平などの候補地を視察したチームは、木浦国際サッカーセンター内の宿泊施設、ジムなどの優れたスポーツインフラを評価。同センターに近い木浦野球場をキャンプ地に決めた。

 2005年創団の高知ファイティングドッグスは、独立リーグの四国アイランドリーグplusに所属し、韓国から10年間で10人以上の選手を招くなど韓国人選手の獲得に持続的な関心を示している。

 木浦市の関係者はこの日、「木浦を訪れる選手団が最適な環境でトレーニングできるよう支援する」とし、「今後も良好な気候と優秀なスポーツインフラ施設などの長所を最大限活用し、キャンプ地として人気を高めたい」と話した。

 39億ウォン(約3億9700万円)を投じて木浦国際サッカーセンター付近に建設された野球場は、2万4629平方メートルの敷地に両翼99メートル、センター122メートルのグラウンド、200席の観客席を備える。

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