>>1 【カナダ戦の採点】
GK オビ 6.5:ハイボール処理に安定感があり、押し込む場面ではセンターサークル付近まで上がって高いDFラインをカバーした。しかしキックの精度を欠くシーンも。失点シーンはノーチャンス
 
DF 橋岡 6.5:空中戦で強さを見せ、ロングフィードやサイドチェンジも正確。得点シーンも彼のロングフィードが起点となった
DF 冨安 7.0:スピード不足で防げなかった失点シーンを除けば守勢に回る時間帯が少なかったこともあり、ほぼ完璧なパフォーマンスを披露。DFとは思えない両足での柔かいボール捌きで攻撃の起点になった
DF 杉岡 6.5:前半36分に素晴らしいカバーでピンチを防ぎ、前線へ縦パスや逆サイドへのロングフィードを通すなど攻守両面で活躍。左利きのCBはトルコ戦の失態を挽回した
 
MF 藤谷 6.0:テクニックと敏捷性を活かして右サイドを掻き回し、守勢の際は最終ラインに入って5バックを構成。しかしカナダDFを切り裂くには至らず
MF 板倉 4.5:ボランチでのプレーとなったが疲労のためか精彩を欠き、試合から消える時間が長かった。厳しい日程で3試合連続先発は無理があり、休息が必要だった
MF 松本 7.5:時おりDFラインまで下がる等してゲームメイクを担い、鮮やかなテクニックと広い視野、厳しいチェックで中盤を支配した。ロングパスの精度も見事。しかし失点シーンでは急いでカバーに戻るべきだった
MF 初瀬 5.0:左WBとして豊富な運動量、セットプレーでは両足でのキックで攻守に奔走した。しかし失点に繋がったミスが余りに軽率だった
MF 三好 7.5:カナダのプレスが弱まった後半、司令塔としての能力を遺憾なく発揮。広い視野、速い状況判断、巧みなパスそして豊富な運動量。ボールタッチしながらのルックアップも素晴らしく、キャプテンとしてチームを牽引した
MF 森島 5.0:3試合連続で三好と共にツーシャドーの一角として先発したが、ダイナミックな攻撃力を発揮する場面は限られた。守備に追われてあまりチャンスメイクできないまま前半のみでの交代となった
 
FW 小川 6.5:186cmの長身を活かして空中戦でカナダのアフリカ系長身CBたちと互角以上に渡り合い、長い足を活かしたキープ力でポストプレーをこなした
また両足の柔かいタッチと前への推進力でドリブル突破を試み、カナダCBへのイエローカードを誘った。良いボールが入らずシュートへ持ち込めない不満のたまる展開の中、前半のみで無念の交代となった
 
 
MF 中山 6.0:板倉と交代出場。最終ラインへ下がって組み立てに参加する場面がある一方で、前線へ飛び出し左足のシュートを放つなど攻撃参加にも積極性を見せた
MF 遠藤 4.5:藤谷と交代出場。出場時間が短かったこともあり見せ場を殆ど作れなかった。クロスの精度を欠くなど力を発揮できず
MF 三苫 7.5:MOM。後半開始から森島と交代出場。切れのある動きでカナダ選手を翻弄、3人のカナダDFをかわして決めたゴールは圧巻。欲を言えば決勝ゴールへ繋がるもうひと働きが欲しかった
FW 上田 5.5:後半開始から小川と交代出場。19才とは思えないゴール前での落ち着き払ったシュートなど見事な場面もあったが、味方が作ってくれた多くのチャンスを決めきることができず
要注意人物としてカナダに研究されていた模様で、相手に引かれた場面では持ち味の裏へ抜けるスピードを発揮できず、ポストプレーに失敗する場面も見られワントップの役割を十分に果たせなかった
 
監督代行 横内 5.5:準決勝進出には勝利が絶対条件の中、先制される苦しい立ち上がり。同点に追いついた後も積極的に交代選手を送り込んだが、勝ち越すには至らず準決勝進出を逃して順位決定戦へ回ることに