小学館は5月31日、人気漫画『名探偵コナン』(作者・青山剛昌氏)に登場するキャラクターの安室透が表紙を飾った『少年サンデーS』(小学館)6月号と7月号が、店頭で売り切れが続出したことを受け、同誌史上初の重版を発表した。
重版分が書店に並ぶのは6月13日以降の予定だという。

安室は、現在公開中の劇場アニメ『名探偵コナン ゼロの執行人』で活躍しており、映画は4月13日から5月20日までの38日間の興行収入が72億円を突破。
これまでのシリーズ最高記録であった、前作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』(2017年4月15日公開)の最終興収約68億9000万円(同年邦画1位)を上回り、6年連続で記録を更新(数字はすべて東宝調べ)し、女性ファンの心を鷲掴みにした『安室効果』が話題となっている。

重版される同誌の6月号(4月25日発売)には“安室透トリプルフェイスステッカー”、7月号(5月25日発売)に“『ゼロの執行人』名場面クリアしおり”が付いていたこともあり、発売されると店頭から姿を消し、『品切れで買えない』と言った声がネット上で相次いでいた。

このうれしい悲鳴に対して、週刊少年サンデーの市原武法編集長は「このたび『少年サンデーS』6月号(4/25発売)ならびに『少年サンデーS』7月号(5/25発売)に大変な反響をいただきましたことを心より感謝いたします」としつつ「その一方で多くの読者の皆様が入手しづらい状況になってしまったことを深くお詫びいたします」と謝罪。

続けて「少しでも多くの皆様に届けたいと思い両誌とも特別重版を決定いたしました。全国の書店さんに重版分が到着するのは6月13日(水)以降になりますが何卒ご容赦くださいませ。また到着は各地域によって多少前後することがございます。ご了承ください。今後とも『週刊少年サンデー』『少年サンデーS』をよろしくお願いいたします」と、読者に呼びかけた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180530-00000321-oric-ent

重版が決定
「サンデーS」6月号
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「サンデーS」7月号
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