ゲストの3人が、自由気ままにトークする「ボクらの時代」(フジテレビ系)。5月13日の放送回には役所広司、松坂桃李、白石和彌監督の3人が登場。ハードボイルドに攻めた映画「孤狼の血」の出演者、監督が現在の映画界についてアツく語った。

白石は「世の中がコンプライアンス的な感じだったりとか、物を表現することに対して感じるところがあると思う」と映画界の置かれている立場を語る。

これを聞いた役所は「いや〜、面白くないですね」とポツリ。その流れで、ヒットする映画はなくてはいけないと前置きし「絶対に当たるぞっていうのが保証されているものばかりだと面白くない。映画ファンとしては」と、映画界に苦言を呈す一幕も。

また、役所は「いろんな映画を作らないと映画が増えないような気がします」と、映画会社がヒット作とは違う作品を作ってくれるといいと提案し、松坂も「お客さんとかも見抜いてきている。これはこういう規制なんでしょって見方で映画とかドラマを見ている。

そうするとそこで面白みが止まっちゃう」と同意し、「もっとワンランク上の作品に関わっていきたい」と俳優としても思いを吐露。

役所も「50年後、100年後にこういう映画があった、こういう役者がいたっていう感じで、もう一回上映できるような作品に一本でも出られるといいな」と役者としての矜持を語っていた。

次回「ボクらの時代」は5月20日(日)朝7時より放送予定。林家正蔵、立川誌らく、柳家花緑の3人がトークを展開する。(ザテレビジョン)

ザ・テレビジョン2018年5月13日 9時43分
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