◆広島8―3中日(1日・マツダスタジアム)

 中日が記録ずくめの開幕3連敗を喫した。

 昨季も開幕カードの巨人戦(3月31日〜4月2日、東京ドーム)で3連敗だったが、球団史上、2年連続で開幕カード3連敗は史上初の屈辱だった。

 同一カード3試合連続逆転負けは、昨年5月2〜4日の広島戦(マツダスタジアム)以来。昨季は、この1カードしかなかった。

 また森繁和監督(63)は、昨季(引き分けを挟んで開幕5連敗)に続き、今季も3連敗スタートとなった。就任1年目から2年連続で開幕カード3連敗を喫した監督は

▼56、57年 迫畑正巳(大洋=現DeNA)

▼99、00年 山本功児(ロッテ)

▼02、03年 石毛宏典(オリックス)

▼04、05年 堀内恒夫(巨人)

 森監督でプロ野球5人目。いずれの監督も2年目は5位以下(石毛監督は途中解任でチームは6位)に終わっている。

 試合後、同監督のボヤキ節は止まらなかった。「3試合、同じようなことをやっちゃったな。投げるにしても、守るにしても、ミスして点を取られている」と、
3戦連続で広島打線に2ケタ安打を許し、守備のミスも絡んだ失点を悔やんだ。そして「名古屋に帰って出直しだ。名古屋に帰ろう、早く!」とつぶやいて、
帰りのバスに乗り込んでいった。

スポーツ報知
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