歌手の岸谷香(50)が6日、都内で、コンサートやスポーツ観戦のチケットの高額転売をテーマにしたシンポジウムに、
アーティストのデーモン閣下(10万55)、元陸上選手の為末大氏(39)らと参加した。

昨年12月に転売サイト「チケットキャンプ」の運営会社が家宅捜査され、閉鎖が決まるなど、
チケット高額転売は社会問題化している。

東日本大震災の復興支援を目的に、期間限定で再結成したプリンセスプリンセスの公演を例に挙げ、
「各会場で転売がありました。(来場した)13万人の思いを踏みにじる行為」と主張。

「16歳の息子が友達と(音楽)フェスに行こうとしたけどチケットがなくて、転売で(高かったけど)買った」と
長男(16)にも転売サイトの利用経験があったことを、ばつが悪そうに告白し、
「息子のように悪気なくこのシステムを利用している人に、やめた方がいいとアピールするのが重要」と
意識改革を訴えた。

チケット定価を大幅に上回る値段での売買が横行している現状に、
閣下も「転売利益は何億円とも聞きました。軽い気持ちで利用することは、アーティストや競技者の役に立ってない」と
頭を悩ませていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180206-00000088-dal-ent