12/31(日) 22:07配信
田口、判定勝ちでV7!日本人3人目の統一王者!今後は国内初2団体王座の同時防衛へ/BOX

 プロボクシング・WBA世界Lフライ級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)王者・田口良一(31)=ワタナベ=が、IBF同級王者のミラン・メリンド(29)=フィリピン=に3−0で判定勝ち。7度目の防衛に成功し、日本人3人目の統一王者となった。

 死力を尽くし、フルラウンドを闘い抜いた。田口は試合終了後、両手を突き上げ勝利を確信した。

 4年連続4度目となる大みそかの世界戦。田口は過去3年は体調不良に苦しみ、今回も11月中旬に風邪をひいた。そこで父・勝良さん(72)に救いを求めた。父の手料理で免疫力アップの効果があるという小松菜、レンコンをたくさん食べた。その後は体調も回復し、50ラウンド以上のスパーリングを消化して準備を整えた。

 昨年まで大みそかのメインを務めたワタナベジムの先輩で、元WBA世界Sフェザー級王者の内山高志氏(38)が引退し、初めて“トリ”を務めた。ミニマム級の井岡一翔(WBA、WBC)、高山勝成(IBF、WBO)に次いで国内3人目の統一王者に輝いた。今後は国内初となる2団体王座の同時防衛を目指す方針だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171231-00000523-sanspo-fight