0001鉄チーズ烏 ★
2017/12/09(土) 04:17:16.39ID:CAP_USER9朝鮮日報が11月25日、江陵市のぼったくり撲滅を報じた。12月1日から作業部会を設置して取り締まるという。ソウル首都圏から約280キロ離れた五輪開催地だが、12月下旬に開通する高速鉄道(KTX)で仁川国際空港から江陵まで最短で2時間20分で行けるようになる。韓国鉄道公社は宿泊の負担なく気軽に五輪観戦ができるよう、KTXを江陵とソウル市内の清凉里間で午前1時まで運行させる方針という。江原道は1日に最大6万人の宿泊者を予測しているが、KTXの運行とぼったくりで、江陵市は最悪の場合「大量の五輪空室」問題が発生すると危機感を募らせていると報じられた。
この事態は懸念で終わりそうもない。実際、中央日報は11月22日、「平昌に行きたいが…韓国国民、平昌五輪行きをためらう理由」という見出しの記事で、高い入場券価格と通常の6〜8倍に高騰して「ぼったくり」とまで酷評される宿泊代、そして氷点下10度前後となる寒さの3点の理由を挙げた。
同紙は具体例を紹介した。子供2人の4人家族が1泊2日で平昌五輪で人気種目のショートトラックを観戦する場合、まず入場券A席(55万ウォン=約5万5000円、子供は半額)で165万ウォン(約16万5000円)がかかり、実施される江陵アイスアリーナ近くのモーテルの宿泊代で40万ウォン(約4万円)。さらに交通費と食費がそれぞれ20万ウォン(約2万円)と想定すると合計245万ウォン(約25万円)の支出となる。
平均的な月給が約324万ウォン(約32万円、雇用労働省発表)なのを考えると大変な出費だ。中央日報は「経費が掛かりすぎてテレビで見るしかないのか迷っている」と、この具体例のモデルとなった30代の会社員のコメントを紹介した。
平昌五輪のチケット価格は2万〜150万ウォン(約2000〜15万円)で平均14万ウォン(約1万4000円)。中央日報によると、チケット価格は国際オリンピック委員会との協議を経て策定。2014年ソチ五輪の1万8000〜184万ウォン(約1800〜約18万円)と同水準で設定したとするが、韓国内では当初から「高すぎる」と批判が出ていた。
その影響だろう。文化体育観光省の9月末のアンケート結果で、実際に競技場で観戦すると答えた韓国国民は7.1%と過去3回の調査と比べて最も低かった。このため、11月20日時点で大会組織委員会が販売目標に設定したチケット107万枚のうち、販売されたのは43.2%に当たる約46万枚と中央日報は報じていた。ところが、わずか4日後の24日時点で組織委は52%に達したと発表したと聯合ニュースは伝えた。
中央日報は40%を突破した状況に関して、李洛淵(イ・ナギョン)首相が10月17日の閣僚会議で政府、自治体の入場券購入を強調した結果と伝えた。ソウル市は10億ウォン(約1億円)超の予算を編成。慶尚南・北道はともに入場券関連予算として5億ウォン(約5000万円)の予算を策定した。全国銀行連合会も人気の低い雪上競技の入場券を10億ウォン(約1億円)分を買うことにしたと報じた。
一方の宿泊問題。開催地の江原道は最大で1日10万人の観客を想定し、約6万人が宿泊すると予想。2人1室の宿泊を仮定すると、3万室が必要になる。しかし、10月末に中央日報のインタビューに応じた江原道知事は確保した客室数が6649室と語った。残りは近隣都市の施設で解決できると考えているとした。開催地の江陵、平昌では「部屋探し戦争が避けられない」と中央日報は指摘した。
>>2以降に続きます
2017.12.8 08:00
http://www.sankei.com/premium/news/171208/prm1712080002-n1.html