宇良、休場 右膝痛七番稽古で再び悪化
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 「大相撲九州場所」(12日初日、福岡国際センター)

 右膝の前十字靱帯(じんたい)を断裂し、秋場所を途中休場した幕内宇良(木瀬)が休場することが9日、分かった。出場を前提に調整を続けていたが、7日の稽古で再び患部を悪化させた。
前日に再検査を受け最終判断した。

 2日連続で稽古を休養。関係者によれば「(前日は)階段を上るのも付け人に肩を借りていた」と、相撲を取る状態ではなかった。

 西前頭4枚目だった先場所3日目に貴景勝の突きをこらえた際、右膝痛を再発。検討された手術は回避し再起を模索してきたが最悪の結果となった。

 手術を選択すれば復帰まで半年はかかる見込みで、幕下降格は避けられない。人気業師が相撲人生最大のピンチに立たされた。