元女流棋士の林葉直子が4日に更新したブログで、中学3年生の藤井聡太四段に、高校に進学するように呼びかけた。自身も高校への進学を迷ったが、高校に通って良かったことから勧めた。

 林葉は「将棋とかする人減ってきたなって思ってたら 将棋界の救世主のように現れた藤井くん、まだ中学生だから高校に行くかどうかお悩みのよう」と藤井四段が置かれた現状を読み解いた。

 続けて、「私たちの時代は師匠から高校に行かせる必要はないって言われてたくらいだもんね。結局あたしもいくつもりはなかったんだけど 女流棋士のタイトル料を親が知って、激怒して高校に行かされたの」と自身の経緯を明かした。

 林葉は「いくつもりはなかったんだけど、行ってみたら楽しかった高校時代。いつもおじさんに囲まれてたから、若い人の普通の感覚が新鮮で 藤井君も学校に遅刻するぅ、て慌てる時間とかあったほうがいいと思うけどなぁ」と同世代に囲まれて過ごすことが必要と説き、「あと三年。勉強しに行くんじゃなくて、遊びに行くつもりで」「ラグビーとかサッカー選手みたいに体力の問題は関係ないし駒さえ動かせればいいんだもん。これ、藤井君よんでくれないかなぁ」とも記した。

 林葉はまた、「藤井君が学校に行きやすいように、対局を土曜にするとか将棋連盟の方考えてあげてくださいませっ」と連盟にも将棋界の救世主を救済するよう呼びかけた。

10/8(日) 21:36配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000108-dal-ent