精神科医で立教大学現代心理学部教授の香山リカがAbemaTV『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』(9月24日放送)で、ストレス過剰社会について語った。

 家族の中でも、弟にストレスを感じると言う香山。その理由について「自分の趣味のCDとか、ちょっとヤバめのDVDとか、家に置いておけないからと、私の家に送ってきて。トランクルームみたいに使うんですよ」と微笑ましい悩みを明かした。

 また、「ネット社会でストレスを感じないための秘策」として、「どんどん言い返すことが必要」と主張。

他の出演者から、可能なのかとの声が上がる中、香山は「向こうはこっちが黙ってしまったりするのが楽しいんだと思うんですよね。だから『香山リカの本はくだらない』という書き込みを見つけると『本当は面白かったんじゃない?』と、おばさんっぽくどんどん乗り込んでいくようにしています。

全部じゃないけど。黙って萎縮したら向こうの思うつぼ」と主張。

 そんな香山の"私だけのストレス解消法"は、格闘技だといい、習いに行くのが楽しみだと笑顔で語った。

 精神科医として、患者には「頭を使いすぎている人には手仕事がすごく良い。よく『洗濯物をものすごく心を込めて畳むのもいいんですよ』ってアドバイスします。頭を使っているスイッチを1回切るってことですよね」と教えてくれた。

また、「寝室の片付け」も重要だと指摘、「ホテルだとよく寝られるって人いるじゃないですか。寝室の環境ってすごく大事で、物を置かないでスッキリさせて、シーツもキレイにしたりすると、それだけでも寝られるようになる方がいるんですよね」とアドバイスしていた。(AbemaTV/『 千原ジュニアのキング・オブ・ディベート 』より)

2017年10月7日 10時58分 AbemaTIMES
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/13716804/