プロ野球のドラフト会議(26日)を前に、2日から国内各球団と1位指名候補の早実・清宮幸太郎内野手(3年)サイドとの面談がスタートする。

 広島は、社会人の即戦力投手か地元広島の広陵高・中村奨成捕手(3年)のいずれかで1位を絞っていく方針で、今回は面談を行わない方向。日程の合わなかった日本ハムも除いた10球団が、2日に面談するもよう。

 高校通算111本塁打で、将来はメジャー挑戦の夢を持つ清宮に対し、各球団は、トレーニング施設や健康管理システム、医療関係との連携、育成などの将来的なビジョンを用意。さらに海外志向の選手に対しての前例説明など、ポスティングシステムでの海外移籍についての可能性や方針も提示する見込みだ。

 清宮の父で、ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機監督の克幸氏(50)も時間が合えば同席する可能性がある。

 過去に高校生では、いずれもメジャー志向だった花巻東高・菊池雄星投手(現西武)、同・大谷翔平投手(現日本ハム)がドラフト会議前にプロ球団と面談を行っている。
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