主演映画『関ヶ原』が好調のV6・岡田准一(36)。8月26日からの公開2日間で動員数1位、31万人。興行収入も4億円に迫った。

「司馬遼太郎原作であることに加え、岡田に対しても3年前の大河ドラマ『軍師官兵衛』での好演から期待が高かったが、最終的に20億円突破は確実。石田三成役の岡田は徳川家康役の役所広司(61)に遜色ない重厚な演技で、役者として一皮むけた感がある。公開前に神田明神でヒット祈願した際、『自分にとって代表作になると信じている』と語っていたが、その通りになりそう」(映画記者)

 近年のブームに乗るように、ジャニーズ事務所でも今年、木村拓哉(44)と嵐の大野智(36)が時代劇映画に挑戦したが、岡田との差は歴然。

「木村はGW公開の『無限の住人』。メディアジャックした宣伝効果もなく動員は伸びなかった。むしろ、大野の『忍びの国』のほうが評判は上でした。まるで2人が前座だったかのように登場したのが岡田ですが、大野とはもちろん、先輩の木村とも役者としての差は開いた印象。役になり切れる岡田と、どんな役をやっても“キムタク”になる木村。同じ年に時代劇に主演したことで、違いが浮き彫りになった。今後役者に専念する木村にとって、岡田は無視できない存在。事務所内での力関係も微妙になる」(映画関係者)

 SMAPという拠り所を失った木村とは対照的に、岡田の勢いに乗るかのようにV6の人気も回復しているという。芸能デスクが話す。

「最近は岡田の役者業に井ノ原快彦(41)の司会業、とグループ活動より個々の活動が活発化していましたが、一昨年、デビュー20周年を迎えると人気は回復。8月末、グループの人気番組だった『学校へ行こう!』(TBS系)を特番で放送して好評でした。人気は、幅広い層から支持される岡田による部分が大きい」

 私生活も充実の一途。

「宮アあおい(31)との交際も順調。岡田が都内に建設中の3億円といわれる豪邸が新居になると見られます。役者として不動の地位を確立した岡田は事務所内でも実質ナンバー1の扱い。結婚を反対される理由もない」(同前)

 三成は関ヶ原で敗れたが、岡田の“役者業天下取り”は順風満帆のようだ。

(「週刊文春」編集部)

文春オンライン2017年9月9日11時00分
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