7月29日発売の『実話ナックルズ』(ミリオン出版)に、『アノ「イッテQ」レギュラーか 混浴全裸ニャン2 衝撃流出17枚』という見出しで、両目が黒線で伏せられた男女が全裸で混浴温泉に一緒に浸かっている写真やキス写真が17枚掲載された。

 記事中には、「河●麻●子」と表記されている他、同誌発売前から『世界の果てまでイッテQ!』や『ヒルナンデス!』(ともに日本テレビ系)などの人気バラエティ番組に出演している某タレントの衝撃写真が流出すると囁かれていたことから、河北麻友子(25)ではという見方が強まっている。

 同記事によると、掲載された写真は2011年に撮影されたもので、一緒に写る男性は有名サッカー選手とのこと。コメントを寄せている芸能関係者によると、流出原因は同業者の嫌がらせが濃厚だそう。

 この記事を受け、問題視されているのが、河北が「20歳以上ならデビュー後5年、10代なら25歳まで恋愛禁止」を鉄則とするオスカープロモーションに所属していること。所属事務所のルールを違反したことに加え、このような写真を撮影したこと自体「脇が甘すぎる」との厳しい声が上がっており、各番組を降板するとの憶測まで飛び交う事態に発展している。

 しかし、2016年6月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に武井咲、剛力彩芽、忽那汐里のオスカー所属女優が揃って出演し、事務所の恋愛禁止ルールについて語っていたが、忽那は「私、それあんまり聞いた覚えないんだよね」、武井も「わかる。25歳まで禁止とか聞いてない!」とのこと。剛力だけが「嘘だ! レッスンを受ける時に誓約書を書いてる」と反論したものの、武井は「社長はそう言って(=ルールを作って)整理しているんだなって思う。アイドルのように頭ごなしに恋愛禁止だと言うわけじゃなくて、そういうルールの中でやりましょうねって。圧力みたいなのは何も感じない。それに反発しようとも思わない」と言及した。メディアが問題視するほどオスカーの「恋愛禁止ルール」は“鉄則”ではないのではないだろうか。



 過去には、2014年に女優・香里奈(33)が、泥酔した大股を開き、パンツ丸出しで爆睡している写真が流出し、メディア露出は激減した。2009年には、元日本テレビアナウンサーの夏目三久(33)が、ベッドに寝そべりカメラ目線で避妊具を持って微笑む写真が流出。これを機に、2011年に同局を退社しフリーに転身している。

 女性芸能人のセクシーだったり、夜を匂わす写真が流出するたびに“衝撃写真”と騒動になり、「タレントの落ち度」として責任を追求する風潮がある。確かにタレント自身の脇の甘さとも言えるが、違法行為をはたらいたわけでもなく、彼女が責められる言われはない。むしろこのような女性の裸写真が出回ることは、一種のリベンジポルノの被害者とも言えるのではないだろうか。タレントとしての責任云々よりも、ひとりの女性として彼女たちが気の毒でならない。

(夏木バリ)

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