J2名古屋グランパスは27日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで、
熊本戦へ向けて練習した。3バックの中央は、3日連続でブラジル人MFワシントン(30)が務めた。
「内容よりも勝つことが大事だ」と、日本人、韓国人と編成する最終ラインをリードする。

 最終ライン刷新へ、ワシントンが守りの要となる。前節までボランチでプレーしており、
センターバック(CB)の試合経験は、「5年くらい前かなあ」と記憶もおぼろげ。
それでも、「問題ないよ。監督の要求に応えるだけ」と動揺することはなさそうだ。

 3枚の右にはプロデビュー戦となる韓国人DF林承謙(イム・スンギョム)、
左は人生初となるCBに挑む和泉の並び。
急造感たっぷりな上、異なる3カ国の組み合わせで互いに操る言語も違う。
通訳不在時は、片言の英語と日本語で声を掛け合って、手探りで連係を深めている。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/201707/CK2017072802000109.html

 J2名古屋グランパスは26日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで、熊本戦へ向けて練習を行った。
チームは今週から3バックで練習。6月以降2勝6敗ともがいており、布陣を変えて現状打破を狙う。
注目は、最終ライン3枚の左に入ったMF和泉竜司(23)。
人生初というポジションにも果敢に挑んでおり、熊本戦に向けて「勝ち点3を取る」と意気込んだ。

 抜本的見直しに着手−。グランパスは今週の練習から、システムを4バックから3バックに変える構え。
前日(25日)に続いて和泉が3バックの左の一角に入り、ミニゲームでも無難な動きを見せた。

 突然の指名だったという。「この位置は初めて。練習でもやったことはない」と驚きを隠さない。
起用の狙いなども「特に細かい指示はない」。それでも「戸惑いだったり嫌だなという感覚はない」。
器用さを前面に押し出し、これまで通りのつなぐサッカーを体現する。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/201707/CK2017072702000112.html